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2015.05.15あなたの実家が対象になるおそれがあります。
カテゴリ:空き家管理サービス
おはようございます。
今日の青森市内は少し肌寒い朝を向えています。
皆様のお住いの地域はいかがでしょうか?
もうメディア等でご存知の方も多いと思いますが
今月26日より新しい法律が始まります。
空き家対策特別措置法です。
この空き家対策特別措置法とは
空家等とは、建築物又はこれに附属する工作物であって
居住その他の使用がなされていないことが常態で
あるもの及びその敷地(立木その他の土地に定着するものを含む。)
をいう。(空き家対策特別措置法第2条1項)となっています。
では、下のグラフをご覧ください。
日本全国の空き家数は年々増加しています。
2008年の空き家数は757万戸、空き家率は13.1%です。
つまり8戸に1戸は空き家になっているのです。
このデーターは多くのメディアでも取り上げられているので
皆さんもご承知の方も多いと思いますが
ここ数年、私たちの住む青森県内でも大雪により
空き家や空き倉庫の倒壊事故が多く報道されるように
なってきているのも事実です。
平成25年度調べでは、全国に空き家が840万戸に上り
放置空家の件数も増え続けているからです。
上の写真は、弊社が管理している空家の近くに
ある放置空家です。
この地域の一角にはこのような放置空き家が
3棟もあります。
屋根は壊れガラスも割れて軒も折れ今にも崩れ
落ちそうな状態です。
また、青森市の山間の住宅地では空き家の
ブロック塀が倒壊して通行人への危険性があるとして
(この写真は、幸畑団地地区まちづくり協議会のfacebookよりお借りしました。)
この写真は、雪の重みで簡易式の物置とブロック塀が
崩れてしまった写真です。
今までの現行の法律ではこの様な放置空き家を解体する
事もできませんでしたが、今回施工された新しい法律では
1年間使用されていない空き家は放置空き家として認められると
行政代執行で解体されてしまいます。
当然、解体費用は持ち主やその家族になるということです。
また、1年間使用されていないと判断されると固定資産税が
今の6倍の税金がかせられます。
これは、固定資産税の免除がなくなるということです。
今までは、更地にすると固定資産税が高くなる
(免除がなくなる)ためでしたが今回の空き家対策措置法では
1年間放置していると行政よりみなされると翌年からの
固定資産が今の6倍になると言う事と最悪に場合には
行政代執行で空き家もしくは空き倉庫を解体させられて
しまうということになります。
では、この空き家として認定される条件とは?
1 住民登録の有無
2 ライフライン
1年間電気や水道などの使用状況
3 住宅の管理をされているか
屋根や壁の破損を修理の有無や
庭木などの手入れ
等の細かな管理まで指摘されるようです。
今までみたいに年に1~2回実家に訪れれて
なんて生易しい事ではこの特別措置法をクリアーする
ことはなかなか困難なのかもしれません。
弊社でも行政等へ働きかけもう少し踏み込んだ
対策方法を学びたいと思います。
皆さんのご実家は大丈夫ですか?
これから益々きめ細やかな管理が問われる時代になります。
大切な財産が負の財産にならないような
管理が今求められています。
管理がきちっとされている空き家関しては
放置空家として認定はされないです。
空き家でお悩みの方は弊社へご相談ください。
0120-978-491