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2015.08.01なぜ、生前整理が必要なのか?

カテゴリ:遺品整理師

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おはようございます。

本日の青森市内の朝はくもりですが

今日も暑い一日になりそうです。

皆様のお住いの地域はいかがでしょうか?

ここ数年、私が活動に力を入れてきた事が

いくつかありますが、その一つが生前整理です。

【生前整理とは】

健康な内に身の回りの家財道具の中で不要な物を

処分してスッキリした環境の中で生活を送る。

けして、死の準備ではない!!(私の解釈です)

では、なぜ生前整理が必要なのか?

みなさんはごぞんじですか?

 【理由】

① 万が一の時に、遺した妻や子供達に負担をかけるから?

② 一人身の方だと、身寄りが無いから大家さん(賃貸経営者)に

迷惑がかかるから?

③ 連れ合いが死または離婚し子供もい無く甥っ子や姪っ子に

迷惑がかかるから?

④ 離婚した妻と一緒に出て行った子供達に迷惑を

かけたくないから?

⑤ 子どもたちに家の中の物を少し処分しろと

頼まれたためしぶしぶ整理するなど

まだまだ色々な事情で生前整理をの理由があると思います。

では、なぜ、私がここ数年の活動、セミナーなどでこの

生前整理が必要なのか?なぜ、今、生前整理をしなければ

なら無いのかをお話してきたことを今回このブログで

お話をさせて頂きます。

私達の住む日本の環境は、大きく変わりはじめています。

みなさんもご存知の通り、日本の人口が少しづつ自然減少を

続けています。

日本の人口は総務省の調べによると下記の様になっています。

 【平成27年7月1日現在(概算値)】
    
<総人口> 1億2695万人で,前年同月に比べ減少 ▲18万人(▲0.15%)
  
【平成27年2月1日現在(確定値)】
    
<総人口> 1億2699万1千人で,前年同月に比べ減少 ▲19万5千人(▲0.15%)
     
・0~14歳人口は 1619万1千人で,前年同月に比べ減少 ▲15万6千人 ▲0.95%)
       
・15~64歳人口は 7747万5千人で,前年同月に比べ減少 ▲108万7千人(▲1.38%)
       
・65歳以上人口は 3332万5千人で,前年同月に比べ増加  104万7千人(  3.25%)
    
<日本人人口> 1億2531万9千人で,前年同月に比べ減少 ▲30万8千人(▲0.25%)

上の数字を見てどう感じますか?

では、日本の高齢者と言われる65歳以上の方の人数は?

これも、総務省の調べを見て見ましょう

Ⅰ 高齢者の人口(人口推計 平成26年9月15日現在)

○ 高齢者人口は3296万人、総人口に占める割合は25.9%と共に過去最高
○ 8人に1人が75歳以上

Ⅱ 高齢者の人口移動(住民基本台帳人口移動報告)

○ 東京都や大阪府などで転出超過
○ 都道府県間移動率は男性が65~69歳及び90歳以上、
  女性は80歳以上で高い傾向

Ⅲ 高齢者の就業(労働力調査)

○ 日本の高齢者の就業率は、主要国で最高
○ 高齢者の就業者数は、10年連続で増加し、
    636万人と過去最多 就業者総数に占める割合は、
    10.1%と過去最高
○ 高齢雇用者の7割超は非正規の職員・従業員
  「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最多の理由

Ⅳ 高齢者の住まい(住宅・土地統計調査)

○ 高齢者のいる世帯は2000万を超え、過去最多
○ 増える高齢単身世帯の共同住宅割合
○ 50.9%が高齢者等に配慮した住まい
○ 近づく「親」と「子」の住まい

Ⅴ 高齢者の家計(家計調査、家計消費状況調査)
○ 交際費、保健医療への支出割合が高い高齢者世帯
○ 健康に気を配り、旅行などの趣味を楽しむ高齢者
○ 支出が収入を上回る高齢無職世帯
○ 高齢者世帯でも増加するネットショッピングの利用

いかがですか?
ほとんどの項目に、過去最多や最高と言う言葉が出ています。
今や高齢者向けのビジネスまで街の至る所で展開され
集客のほとんどが高齢者と言うのも珍しく無くなっています。
Ⅴ項目の最後なんて遺品整理や特殊清掃の現場では
今や、当たり前の風景になっています。
 

この写真は、高齢の女性がかつて住んでいた

住宅の一室です。

一見、ごみの山のように見えますがごみではありません。

ネットショッピングや通販の商品にギフト(頂き物)の

未使用品はかりが山の様に置かれていました。

ここにお住いの女性は、認知症を患い階段にも

大量の物を置きつまずいてお亡くなりになっていたのが

1ヶ月後に近所の方が異変に気が付き発見されされた言う

悲しい事故現場の家の一部の写真です。

では、この日本に認知症患者はどれくらいいるのでしょう?

厚生労働省研究班の推計によれば、2012年時点の認知症高齢者は、

軽度者を含め約462万人に上る。予備軍とされる「軽度認知障害」

(MCI)の約400万人を加えれば、

65歳以上の4人に1人が該当する計算だそうです。

ここ数年、私共に生前整理のご依頼を頂く中で増加して

いますのが、この認知症患者の身内の方からの

ご依頼と後見人様よりの生前整理依頼です。

特に多いのが納骨されていないお骨がまだ部屋に

遺されているケースがここ数年で急増しています。

また、ここ数年で急増を続けているのが救急車の要請です。


 
少し見ずらい写真ですがこのグラフは

消防庁が発表した全国の救急車要請のグラフです。

平成24年度で県内で救急要請にて実際に

救急車が出動した件数

交通事故 3,478件

労働災害 372件

一般負傷 5,909件

この一般負傷とは自宅内や敷地内にて何らかの

原因にて救急要請をした件数です。

ちなみに急病が30,669件で一番要請が多いのがわかります。

ここで、私が何を言いたいのかと言うと、家の中が乱雑になり

床や階段に沢山の物を置き、その物につまづき転倒しケガをして

自宅より救急車を呼ぶ人が増えていると言う事につながります。

また、ご自身やご家族がそばにいて異変に気づき救急車を

呼んでくれる人がいれば幸いですが、一人暮らしの方は中々

そうはいかずにそのまま倒れてしまい最悪の場合には

孤独死にいたるケースも多いと言う事です。

この様なケースの依頼が弊社には急増していると言う事を

ここ数年、セミナー等で皆様にお伝えしています。

また、この様な悲惨なケースに合わない為にも元気なうちから

身の回りの不要な物を処分して整理して快適な居住空間で

生活をし、身の安全を確保し、人が集まれる環境を作る事により

孤独や孤独死などを防止する働きもあります。

汚く乱雑な家には家族であっても近寄りたくはありません。

まして、他人様はもっと近寄りたがらなくなります。

元気なうちに身の回りの整理をして人が集まりやすい環境つくりを

してみませんか?

生前整理のご用命やご相談を受け付けています。

お気軽にご相談ください。
 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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