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2016.02.20独居在宅介護者の孤独死での特殊清掃

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

今朝の青森市内の朝の新たな積雪は
0cmです。
昨日は、真冬にもかかわらず暖かな一日で
雨が降ったりやんだりの天気でした。

さて、昨日は某街で一人暮らしをしていた
高齢の独居在宅介護者さんが自室にて
息を引き取りお亡くなりになられていた所を
翌朝、ヘルパーさんがオムツ介助で訪問して
即発見されたと言う自宅の特殊清掃をしてきました。

今回のケースは公的見守りがある為、
大事には至らずに即発見されたケースではありますが
賃貸住宅と言う事も有り、オーナー様も他の入居者さんの
反応が非常に気になりと言う事をお聞きしています。

在宅介護を受けていたと言う事も同じ賃貸住宅に
住む他の入居者さんも知っていてお亡くなりに
なられていた事もしているからです。

せめて、亡くなられたお部屋だけでも消臭除菌を
して欲しいと言うのが紹介して頂いた賃貸住宅管理
会社様の要望でした。
お見積りの日時の打ち合わせをして
当日、現場の賃貸住宅で待ち合わせました。

当日、見積り場所で管理会社様の担当者様と
待ち合わせ現場へ行くと遠方にお住いの身内の方も
遺骨を引き取りに来たと言い偶然にもお見積りに
立ち会っていただきました。

お身内の方も見積りが終われば即戻ると言う事
ですのでご遺族の意向をお聞きしお見積りを
指せて頂きました。

数日後、ご遺族様より電話にてご連絡を頂き
正式に依頼を受け先日作業してまいりました。

孤独死が発生した住宅内は、在宅介護と言う事も有り
ヘルパーさん達がこまめに掃除などされていたのか
比較的綺麗な方でした。

また、もともとよその地域に住んでいて
在宅介護になる時にこちらの賃貸住宅に
移り住んだのではないかと思いますが
その際に多くの家財は、処分して移り住んだ
のではと想像出来るほど家財が通常より
少なく感じましたが、いざトラックに
積み込むと2トン車1台分はあり危なく
積み来てないかと思うほどでした。


 

不要処分の家財をトラックに積み込み
残るは貴重品や供養品の積み込み作業と
室内の清掃と除菌消臭作業です。
発見も早いと言う事も有り腐敗臭は
認められませんが、除菌をして置くことで
この部屋に入る工事関係者や新たな入居者様
にも安心して頂けるのではないかと思います。

 

1階の室内や台所洗面所とトイレ部分を
中心に除菌・消臭剤を噴霧しています。
この消臭剤は、死後推定1年経過した
腐敗物の悪臭も2回の消臭で消去して
しまうほどの消臭力のある消臭剤です。

室内隅々まで噴霧し室内を密閉して
数十分放置して作業完了です。
最後に全室の窓を開け空気の入れ替えをして
室内に残っている消臭剤を蒸発させ
全工程の作業終了となります。

後は、貴重品の配送作業と供養品の
焚き上げ場への搬出で作業終了になります。

これで少しは故人様も安心して天国へ
引っ越しできたかな?
あらためて、故人様のご冥福をお祈り申し上げます。

さ~ぁ!!今日は供養品を焚き上げ場へ配送
してきます。

 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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