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2016.04.14解剖に携わった関係者6人が感染

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

今朝の青森市内の朝は今の所雨は
やんでいますがどんより曇っています。

さて、今日のブログは先日もブログで問題にて
この危険性について書きましたが
実際に去年、公の場にておきてしまった
事故を取り上げたいと思います。

先日、衝撃的なニュースを見ました。
そのニュースと言うのは、渋谷警察署内にて
結核の集団感染をしていたと言うニュースです。

ご覧になられた方もいると思いますが
このニュースがなぜ衝撃的なのかと言うと
感染者は、総勢19人なのですが

何が衝撃的なのかと言うと結核菌の感染はと言うと
保菌者の咳やくしゃみなどの飛沫、あるいはそれが乾燥した
ものを含むほこりなどから空気感染すると言うのが
体表的な感染ルートなのですが

今回、私が衝撃を受けたのが19人の感染者の内
解剖に携わった者6人が結核菌に感染したと言う所です。

先ほども説明したとおり咳やくしゃみなどの飛沫感染か
それが乾燥したものを含むほこりからの空気感染が原因で
感染すると先ほど説明をしましたが、解剖というと
保菌者は当然呼吸をしていませんし咳やくしゃみなどは
するはずも無く、ましてや保菌者は留置所に留置されていて
死亡したとあります。

一般の家で生活していたのならホコリの多い部屋で死亡し
発見されて解剖に回されたのであればまた
話は変わりますが今回は、警察署内の留置場で
起きた事なのです。

留置場であれば一般住宅の様なホコリが多くと
言う事はまず考えられないし
解剖となると衣類も脱がされホコリが
解剖室内に舞うと言うのも考えにくいのです。

 

また、世間一般的に解剖となると上の
写真の様な装備やマスクもつけ解剖室に
入り解剖されます。

当然、解剖に立ち会った警察関係者も
この様な装備をシテマスク着用で
解剖に立ち会ったと思われます。

では、なぜ、解剖に立ち会った警察関係や
医療従事者まで結核菌に感染してしまったのか?

私は、一つの疑問がありました。

色々なマスクがあり近年ではPM2.5などの様な
超微粒子をカットするマスクまでありますが
一般に市販されているマスクでは
インフルエンザウイルスを体内に入ら無い
様に防ぐ事は出来ないと最近はよく聞きます。

まさにマスクが原因で解剖に携わった6人が
感染したのだと思います。

感染を防ぐのであればフルフェースのガスマスク
出ないと感染を防ぐ事は出来ないのです。

もう一つは、「今までの感染経路が間違っていた
と言う事ではないでしょうか?
飛沫感染とそれに伴うホコリなどを吸い込む
のが原因」
これが、室内より運び出されたご遺体に
結核菌が付着していると、飛沫は関係なく
一定期間は菌が生存し何らかの原因で
菌が飛散し感染する危険性があるのでは
ないでしょうか?

先日のブログでも書きましたが特殊清掃での
大きなリスクの一つがこの感染です。
二次感染、三次感染とネズミ算式に広がる
危険性があります。

今回の事故も解剖に携わる方達の危険回避の
注意がたまたま低かったのか、または日頃の
業務が多忙でなれてしまってからの事故なのかは
ハッキリとはまだ解明されてはいません。

もう一つの問題は、去年の事故がなんで今日になり
一斉に報道されたのか?
あまりにも遅い対応ではないかと?そちらの方も
疑問に思います。

この感染症と言うのは、1分1秒を争う危機管理が
必要だと私は思います。
渋谷署にて起きた事故なのでおそらく解剖は
東京都監察医務院にて行われたのだろから
これからこの様な感染症に感染している
ご遺体も搬送されてくると思うので
早期の対策と改善を切に希望したいと思います。

私達も他人ごとではないと思いました。
現場に入室する際には、今以上に
感染源に入室するかもしれないと言う
意識を持ち、感染しないような対策と
感染させないと言う厳しいチェックを
していきたいと思います。

孤独死や孤立死などや自殺死や殺人現場等で
お部屋の片付け(原状回復)のご用命は
ぜひ、私共モコにご指名ください。
お見積りはどこでも無料でお伺いしております。




 


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この記事の担当:花輪 隆俊

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トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
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