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2016.04.16親の家を片付ける

カテゴリ:遺品整理師

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おはようございます。

九州は熊本県で益城町の活断層が
原因での地震で多くの方達が避難している
映像がTVに流れています。
5年前の3.11の記憶がよみがえります。
被災されている方達には心より
お見舞い申し上げます。

この様な時に、この様な話題のブログってと
思ったのですがこの時期に親の家を片づけると
言う方もいると思いますので今日は、私がブログを
書いてみました。

さて、私の住む青森のもようやく
春が訪れてきました。
弘前城の桜も今月16日開花予報もでて
あと数日ですね^^
桜が咲くのを楽しみにやはかはか(落ち着かない)
している今日この頃です。

さて、さくらまつり期間中のゴールデンウイークに
空き家となった実家の片付けをすると言う方も
いるとは思います。

今日は、そんな方の為に少しプロからの
アドバイスをしたいと思います。

さて、皆さん実家の中を思い浮かべてください。
いいですか^^
よ~く思い浮かべイメージをして下さいね。
 

ご実家や片付けるお部屋はこの様に整理整頓
されたお部屋でしょうか?

それとも・・・・・・

上の写真のようなお部屋でしょうか?

この二つの写真は、別々な住宅の写真では
ありますが、片付け方を間違えるとすぐ
下の写真の様な、お部屋になり片付けが困難な
状態に陥ってしまう代表的な写真の例です。

私が遺品整理業をはじめてもうすぐ10年目に入ります。
ご実家の片付けの依頼を受けてお見積りに訪問しますと
6~7割強のご実家では、下の写真の様なお部屋に
なっている場合がほとんどです。

では、生前からこの様にお部屋が乱雑になって
いたのかと言うとほとんどの家はそうでは無い
ようです。

 

では一体なぜこの様な状態になったのでしょう?
この様なお部屋になってしまった原因を
色々な方達にお聞きしました。

一番多い答えが、何があるのかまず探していて
このような部屋になってしまった。

また、形見分けをする際に、貴重品の捜索等で
と言う方もいました。

また、片付けようとして押入れの物を出したは
いいが懐かしいものが出て来て見入ったり
珍しいものがないかと探し出してしまい
結果、片付けが捜索になり散らかると言う
方が圧倒的に多く最終的に自分達の手に負えなくなり
我々、業者に依頼をすると言う方もかなりいます。

また、休みを利用して遠方より通い実家の片付けを
されてはいたが1回や2回で片付けが終わらず
交通費や宿泊費等で高額な費用がかかって
最終的には我々に依頼をされた方も少なくありません。

最高額で交通費と宿泊費で40万以上かかったと言う
事例もありました。
ちなみにこのお宅の片付けにかかった費用は、
23万でした。
最初から我々に頼んでいたらかなりの費用軽減に
なったと言われた方も少なくないのですよ。

親の家を片づけると言う事は、親の歩んできた
人生で残された遺品をすべてリセットすると
言う事になります。

家財も人それぞれなのですが、世間一般的に言うと
家財も非常に多い家がほとんどです。

形見分けをしてから、いるもの要らないものに
分けようとするから写真のように、空巣に
入られたような部屋になってしまうのです。

一旦、この様な部屋になってしまうと片付ける
意欲も失いかけるし、なれていないと時間だけが
ロスしてしまい、疲労も大きくなり集中力が
途切れてしまいます。

大体の方が、部屋の片付けを断念する切っ掛けが
ここから始まるのです。

では、どうしたらよいのか?
写真の様な部屋にならない様に貴重品の捜索や
形見分けの捜索を心がけるようにすと良いでしょう。

想い入れ大きい物(アルバム)等は手が止まりがち
です。
片付けに時間が無い時は、なるべく後回しが
よいでしょう。

どうしても整理が必要な場合には、周りの人を
巻き込まずご自身一人で判断して下さい。
それが出来ない場合には、後回しにして
第三者の判断が必要ないものから片付ける
事をお勧めいたします。

ここで、要らない物の場合は、処分すると言う
ことになるのですが、今や日本全国の自治体では
ごみの分別リサイクルを取り入れています。

親と同じ自治体に住んでいる方なら
分別方法が同じなので問題が無いでしょうが
違う地域に住んでいるようでしたら
必ず、ごみカレンダーなどを参考にして
決められた分別方法を守り処分をして下さい。

ごみ分別がきちんとなされてい無いごみを
よく見かけます。
また、少量ならゴミステーションに持って行き
ごみを置いても地域には迷惑にはなりませんが
もし、大量の場合は地域住民がごみを置く事が
でき無くなるので辞めた方が良いです。

自治体の決まりごとはそれぞれ異なりますので
最寄りの自治体に聞いてみてください。

基本、どこの自治体も引っ越しなどで出る
大量のごみは、個人で乗車に頼み処分を
して下さい。となっている自治体が多いです。

ごみの分別や仕分けにしても簡単な事ではありません。
また、行政の処分場では処分できない物も
一般家庭からは出てきます。

例えば、消火器・タイヤ・雨どいが壊れ修理に
使い残った雨どいやタイガーボードなど
例をあげたらきりがなです。

この様な行政の処分場では処分のできない
ごみは今度は産廃場へ持ち込まなければいけません。

ごみを捨てると言う行為は、簡単に見える行為なのですが
一番面倒で難しいのが、実はこのごみを捨てる事なのです。
一歩間違うと廃棄物法違反と言う罪に問われ刑罰が
課せられる大きな罪にもなるのです。

ごみと言うのは、本当に気を使い細心の注意が
必要なのです。

また、北国ですとホームタンクが外に設置されて
ある家がほとんどですが、ホームタンク内の
灯油を抜かずそのままにされている空き家も
ちょくちょく見受けられます。
このことは、非常に防災の面で見ると危険な
行為なのです。

最近では、この青森も連続放火魔も出没して
まだ、犯人が逮捕されてい無い事件もあちこち
あります。

もし、ホームタンクの灯油を抜き忘れそのままにして
放火魔に目を付けられていたらどうでしょうか?
もの凄く怖いことですよね。

親の家を片づける行為と言うのは、本当に慎重になり
行動をしないと思わぬところで犯罪に利用されたり
します。

親の家を片づける場合のリスクと言うのは
まだまだありますが今日のブログではこの辺で
終了します。

孤独死や孤立死などや自殺死や殺人現場等での
お部屋の片付け(原状回復)や生前整理や遺品整理
のご用命はぜひ、私共モコにご指名ください。
お見積りはどこでも無料でお伺いしております。

 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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