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2016.05.25親の家を片づけるタイミング

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

今朝の青森の朝は雨は止んではいますが
今にもまた雨が降りそうな空です。
ここ数日の暖かな?暑い日からすると
少し肌寒い朝です。

みなさんのお住いの地域の朝はどんな朝を向えていますか?

さて、今まで色々な遺品整理に携わってきましたが
遺品整理と言う整理(片付け)が本当に言いのか
はたして良くないのか?を考えさせられる
現場に遭遇する場面もしばしばあります。

先日のご依頼頂いた遺品整理の現場では、7年間実家を
結果的には放置状態にせざるえなく息子さんが言った一言が

「親父が生きているうちに実家をたたもう」なんて
残酷な事言えなかった。

「新しい家で暮らしているんだから前の家を処分しよう」

「もう、家には戻れないんだから処分しようか」

まだまだあるのですが書いている私が辛くなりそうなので
この辺で終わりにしたいと思いますが

などの言葉が本人を目の前にして何回も口から出そうに
なったが、本人を目の前にして言えなかった。
言うのが辛くて言えなかったと話される人達を
沢山お会いしました。

一番良いのは、当事者であるご本人がそろそろ家を
片付けるかと言ってくれ実行に移してくれれば
何の悩みも無くこの問題を解決できるのだろうが
そう簡単な問題では無い。

この様な問題を抱える事になった切っ掛け(原因)を
考えてみたいと思います。

最初の「親父が生きているうちに実家をたたもう」なんて
残酷な事言えなかった。
と言うこの方は、3人兄妹の長男さんです。

母親は、60代前半に病気で亡くされそれ以来父親は
5LDKの大きな家に一人暮らしをするようになりました。
社交的な父親も80歳を過ぎるとだんだん外へ出る事も
無くなり一人で一日中家にこもる事もしばしばあり
心配になった長男さんが自身の家に父親を呼び
暮らすようになったと言います。

長男家族や動物や孫にかこまれ暮らしていると
元の社交的な明るい父親に戻って来て
元気な姿の父に戻りほっとして暮らしてはいたが
空き家になった実家を思うとこのままではいけないと
思いながら7年間以上も放置状態になってしまった。

人が住まない家ってこんなに傷むのか~
この言葉は、初めて私と会った時に遺品整理のお見積りの時
実家に入った時のご長男さんの言った一言でした。

この言葉の意味の深さが私にはよく理解が出来たような
気がしました。

7年間では有りませんが、私も父を亡くした時に
数年間、実家を空き家にした経験が有った為
この長男さんの想いがよく分かる様なきがしました。

実家の事を忘れていたのではなく事ある毎に
実家を想い出し、このままではいけない
早く片付けなければいけないと思いながら
片付ける決意ができずズルズルと数年が経ってしまいました。

遺品整理の意向聞きながらご長男さんの心の整理も
出来ればと思い少し突っ込んで聞いてみると
ご長男さんも私と同じ思いでなかなか踏ん切りが付かず
今まで放置せざるえなかったのと親父が元気で生きていたから
実家を片付けようと言い出せなかった。

言うタイミングは、沢山あったのに。
もしかしたらまだ元気なうちに親父と一緒に実家を
片付けれたらいい思いでになったのかもしれないね。

と、ご長男さんが話してくれました。
この数日後、思い出が沢山詰まった実家の遺品整理が
始まり2日間で実家の中がすっからかんと無くなりました。

何も無い実家を見るのは忍びないと言う事で
実家を見に来る事もしませんでした。
この家は8月に解体される事が決まり順番待ちを
しています。

家財を整理され、実家を解体してもよい想いで
だけが残ればと願いたいです。

時間が無くなりましたので明日に続きます。

実家を片付ける人達には、様々な想いや思惑が
あります。
沢山の人がいる様に沢山の想いや思惑があります。
沢山の想いや思惑に叶う様な遺品の整理をお受けいたします。
どの様な片付けも私共にお申し付けください。



 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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