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2016.07.23史上最強のごみ屋敷を攻略しました。

カテゴリ:ごみ屋敷

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おはようございます。

今朝の青森の朝空はスカイブルー一色です。
久しぶりに朝から良い天気に恵まれています。

今月に入り初めての休日を頂いています。
今月1日から某街での60代独居者の
孤独死での特殊清掃作業から始まり
4日から某街での最強のごみ屋敷清掃が始まり
当初、5日間で終了する予定だったのですが
2日間の延長作業となりました。

2日間の延長にもめげず、最強のごみ屋敷清掃
終了後の翌日から始まったのが史上最強のごみ屋敷
清掃作業でした。

毎日、ブログをご覧になられている方なら
もう、説明はいら無いでしょうがここで
史上最強のごみ屋敷の間取りを説明いたします。

まず、風除室ですが豪邸だけあって風除室も大きいのです。
風除室の広さが3畳半はありこの風除室から家財道具が溢れて
いました。

風除室の家財道具で玄関のドアが開かず風除室内の
家財道具をよけないと玄関のドアが開かなと言う感じでした。

玄関のドアだと思って開けたらそこは6畳半ほどのエントランスでした。
 

上の写真がその時に撮影した写真です。

玄関のドアだと思い風除室の家財を退かして
ようやく開けたドアはエントランスのドアで
このエントランスにも衣類や食べ物の空容器など
ありとあらゆるごみが積もっていました。

エントランスの奥には物置があり
後でものを撤去して分かったのですが8畳ほどの
大きな物置でした。

この物置にも家財がびっしりと詰め込まれていました。
エントランスより玄関のドアを開けると幅3.0m程の
広い廊下があり廊下を挟んでトイレ(男女別)があり
その横には脱衣所そして大きな洗い場のあるお風呂
その向かいには10畳ほどの仏間があり仏間の雪み障子を
開けると縁側があり縁側にはお茶の用意ができる
水やがありました。

廊下に出て左右にドアがあり右のドアを開けると
広さ20畳ほどの大きなリビングがあり
壁一面に大きな本棚が備え付けられ本棚には
沢山の本が並べられていました。
後で分かったのですが、この本をリサイクルしたら
本棚にあった本だけで400㎏以上だったそうです。

そのリビングの奥には襖がありその襖を開けると
10畳の和室が二間続きで部屋があります。

リビングに戻り廊下に出て今度はリビングの反対側の
ドアを(左)開けるとそこは食堂になっていました。

大きな食卓テーブルが真ん中にど~んと置いてあり
食堂の広さも10畳ほどあるのですが食卓テーブルが
大きくてものすごく狭い部屋に感じます。

この食卓テーブルがもの凄く重くて運びだすのに
解体して運びだしました。
食卓テーブルは、カリモク製(刈谷木材)一流ブランドの
食卓テーブルでした。
今まで遺品整理業を10年していますがカリモク製の
あんな大きな食卓テーブルを見た事が有りません。

食堂の奥左側にボイラー室があこの家全体を暖める
ボイラーがありました。

そして反対側には8畳ほどの台所があり
タカラスタンダードのシステムキッチンが四方の壁に
このシステムキッチンだけでも当時300万以上したのでは
ないだろうか?

ここまでが1階の間取りです。
あ~疲れた^^

さて、気を取り直して2階の間取りの説明しますよ~
玄関まで戻り、脱衣所の向いに2階につながる階段があります。
この階段を上がると右にまがると廊下があり廊下ずたいに
各部屋があります。

まず、階段を上がった右の部屋のドアを開けるとおよそ
20畳ほどの洋間です。

その先の引き戸を開けると10畳ほどの立派な床の間がある
和室があります。
その続き部屋には襖を隔ててまた10畳ほどの和室があります。

今度は階段を登った左の部屋のドアを開けると10畳ほどの
布団部屋があります。

その奥には、facebookでもご紹介したミルフィーユ状態のう○こが
沢山あったトイレです。

その奥の引き戸を開けると長方形の15畳ほどの和室があります。
ミルフィーユ状態のトイレの向いのドアを開けると
なんと、そこには30畳ほどの大きなリビングがありました。

このリビングには、アップライトのピアノが2台ならんでいました。
 

上の写真が初めてこの豪邸に入った時に撮影した
写真です。

写真右は時に1台何となく黒っぽいのがピアノです。
この30畳ほどの部屋半分がごみで埋め尽くされています。

と言うか今まで説明した各部屋全てがこの様なごみに
埋め尽くされています。

 

ちょこっと角度が微妙に違うのですが
ピアノやごみを撤去した後の大リビングです。

 

この写真がfacebookでもご紹介した。
ミルフィーユのトイレですが、
大量のう○こを撤去後

逆光で写真が暗くみずらいですが
大量のう○ことごみを撤去してスッキリしました。

この豪邸を占拠していたごみを撤去にかかった
日数は6日間、延べ作業人数42人使ったゴミ袋
5.000以上
(豪邸にあった袋も使用した為正確な数字は不明)
リサイクルごみだけでも2トン以上燃えるごみや
不燃ごみ・粗大ごみなど金物や廃材などなど合わせると
およそ40トン前後と推定。

地獄の様な6日間、誰一人ケガや病気になった人も無く
終了する事が出来ました。

後は残り回収できなかったごみをゴミ屋さんが回収して
終了になります。

人間、やる気になればやれるもんですね~
私共はこの約2週間2件のごみ屋敷と戦ってきました^^
また、大きな自信がつきました^^

どんな過酷な現場でもかかってこいや~?
だれかさんのフレーズですね。

さ~て、そろそろ準備して活動開始しますか~

みなさんお部屋はきれいにね。
 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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