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2016.08.04中々世に知られていない事
カテゴリ:特殊清掃師
おはようございます。
今朝の青森市内の朝はここ数日すっきりとしなく
ど~んより曇っていますがそのお蔭で涼しい朝です。
さ~て、私の住む青森県内は至る所で祭り・祭りと
出来れば期間を少しづつ開けて開催すれば
日本全国から沢山の観光客が来るのではと
思うのは私だけでしょうか?
日本で所得の低い県ランキングでも下の上位から
毎年2位獲得の青森県・所得をあげられないのなら
せめて活気ある住みやすい地域づくりを^^
何か、朝から安ぽい政治家の言葉みたいですみません。
さ~て、今日のブログは世に知られていそうで
中々知られていないお話を書きたいと思います。
このブログをご覧になっている方達は、私の職業は
もうご存知だと思いますが、たまたま偶然にも
ネットの検索でご覧になられた方にしたら
全くわけが分からない事でしょうね。
ホームをクリックして頂ければ職業が分かります^^
さ~て、業界あるあるを少し書こうかな^^
ここ数年、永代供養を頼む方も多く聞くようになりました。
高額な費用がかかり大変だったと言う方のお話もちょくちょく
聞きます。
故人様を偲び供養する残された家族や親族がいる傍らで
誰にも供養される事が無い人もこの世には沢山います。
例えば、身元不明者(行旅死亡人)や身柄拒否された遺骨や
引き取り手のない遺骨などはご存知の方も多いかとは思うが
自治体所有の無縁墓に埋葬されます。
この事はご存知の方もいるとは思いますが
ここからが業界あるあるです。
某街の〇営墓地指定管理をされていた方からのお話ですが
ここの〇営の無縁塔のカロート(納骨堂)はどんなお墓でも
広さに限りがあります。
カロート?納骨堂?ピ~ンと来ない方の為に下の写真を
ここの部分をカロートと言います。
分かって頂けましたか^^
お骨を納める場所もみなさんもご存じの通り
大きさや広さも限られます。
身元不明者や身柄拒否で引き取り手が無い
お骨が増えれば当然、最寄りの行政が運営する
墓地の無縁墓にお骨を納骨せざる負えないと言うのが
どこの地域でも今行っています。
さて、ここからが業界あるあるなのですが
どこの無縁墓でも何時かはカロートが
遺骨でいっぱいになります。
お墓に遺骨が入り切れなくなるとどうなるかご存知ですか?
カロートの中の骨を別な墓に移す?
どこにそんな墓があなたの街にありますか?
どこの街にもそんな移す墓は無く
お墓の遺骨がいっぱいになっずたら産業廃棄物で処分する
と言うのが一般的な処分方法だそうです。
ここ数年、合葬墓と言うのもよく耳にしますが
33回忌までは供養いたします。や
23回忌までは供養いたします。と言った
合葬墓もあります。
この合葬墓も同じ事ですよね。
おそらく、この33回忌や23回忌までは
遺骨はその墓に眠っているでしょうが
それ以降は産廃で処分されるのではないかと・・・
と、言う話もちらほら聞きます。
間違い無く永代的に供養してくれるお墓も
沢山あるのも事実ですし永代的に合葬墓で眠ることが
できるお墓があるのも事実です。
全てでは有りませんので誤解しない様にお願いします。ね^^
私共の仕事柄、孤独死や自殺死等で発見されたご遺体の
今は、3~4割はご遺族が身柄拒否をされます。
そう、引き取り手のないご遺体になります。
そうするとご遺体は、警察から行政に回され
行政より委託された葬儀社さんが火葬手続きをして
火葬場にご遺体を運び火葬してもらい行政運営の
無縁墓に納骨する。
と、言うのがどこの地域もやっている事です。
この先、ますます住みにくい時代になってきます。
何時、自分が身柄拒否されるか分から無い時代に
なります。
今から自身の行動を正し周りと接していかないと
万が一の時身柄拒否され引き取り手のないお骨になり
〇営墓地の無縁墓に納骨されいずれ産業廃棄物で
ごみとして処分されるかも分かりません。
なんか、悲しく切ない話を朝から書きました事
お詫び致します。
みなさん、家族を大切にしましょう^^
遺骨をごみとして捨てられない様に^^
生きてきた証が最終的には産業廃棄物扱いじゃね~^^