トータルプロデュース モコ ブログ
2016.10.12出張先の特殊清掃も無事終了致しました。
カテゴリ:特殊清掃師
おはようございます。
今朝の青森市内の朝は雲が多いです。
昨夜は強い雨が降ったりやんだりの夜でしたが
今朝はその雨も止んでいます。
昼の時間だけでも雨が降らないでいてくれたらと
都合の良い事を願っている今朝の私です。^^
さて、休日返上で某街で発生した独居男性の孤独死の
特殊清掃作業をしてまいりました。
今回のご依頼内容は、体液や血液で汚れてしまった
家財は処分しても極力家財道具を残してほしいと言う
ご依頼者様よりのご要望をかなえる為、通常の特殊清掃
作業と異なり今回の現場では家財道具に付着した
悪臭の除去作業がメイン作業になりました。
通常の特殊清掃作業と言うと遺品整理と並行して
作業を進めていくものなのですが、今回は家財道具の仕分け
処分の時間より家財道具に付着した腐敗臭の除去作業に
大半の時間を取られました。
故人様がお亡くなりになられていた場所は、
故人様宅(個人所有)の台所の床に倒れている所を
親戚の方に発見され今回の事故が発見されました。
倒れていた台所の床はクッションフロアーで一見下にしみ込まなくて
ラッキーと思いがちではあるのですがこのクッションフロアーも
私共、原状回復作業をするものにとっては良し悪しなのです。
クッションフロアー自体はビニール系の素材でできている為
水分がしみ込まないと言うとても良い素材ではありますが
その水分の量も限られています。
ご遺体から染み出てくる体液や血液の量は半端ない量の水分が
染み出てきます。
今回のご遺体もおそらく後、1~2週間でご遺体の水分が抜けカラカラの
状態になる所まで水分が抜けたのではと現場の状況をみて想像できます。
クッションフロアーは水分を吸収はしませんがクッションフロアー自体の
幅が90cmしかなくそのつなぎ目や住宅の床は完ぺきな水平出もありません。
その為、つなぎ目や床の傾きによってはご遺体から染み出た体液や血液が
低い方に全て流れ込み床下まで結果的に染みこんで行ってしまうと言う
最悪なケースになる事が非常に多いです。
今回の現場でも最悪な状況になっていました。
故人様が倒れた場所が壁側に近い場所に倒れていてクッションフロアーの
壁と床のつなぎ目にはコーキングがされてはいましたが・・・・・
時が経てばコーキングもはがれます。
ほんのちょっとの隙間を腐敗した体液や血液がその隙間をつたって
下に流れだしてしまったのです。
結果的には床板をはがなければなら無い事態になり床板をはがしてみて
超ビックリでした。
床は1cm程のコンパネ1枚断熱材も入って無くコンパネの上に
クッションフロアーがひかれているだけの床でした。
ご依頼者様には申し上げてはいませんが・・・・・・
建築や建設関係の方ならもうお分かりでしょうね。
この北国のまして雪国でこの様な床だと底冷えもひどかっただろうな~と
床を解体していて考えながら作業していました。
床板をはがすとその下は土の土間でした。
床板の下の根太や梁などには当然腐敗した体液が沢山しみ込んでいて
最悪な事がもう一つ、床下の梁を伝い基礎から壁側の方にも腐敗した
体液が流れ出ていました。
こうなってしまうと外壁も壊してしまわないと腐敗臭の除去は
とても難しいのですがそこまでの事はご依頼者様も望んではいない為
何とかして外壁を壊さず消臭をしてあげたいと思い試行錯誤の連続でしたが
結果的には消臭剤を染みこませ悪臭を分解させると言う原始的な方法が
有効だったかな^^
外壁の消臭も完ぺきではないにしても悪臭はほぼ消臭できて
今度の難問は、細かな家財道具の消臭作業です。
家財に着いた臭い(腐敗臭)を取ると言うのは非常に高度な技術を
要します。
また、時間もかかりすぎるので通常の特殊清掃の現場ではあまり
おすすめはしない作業なのですが今回はご依頼者様の起っての
ご希望で有った為家財を残す作業をしました。
やはりこの家財を残して腐敗臭を取る作業と言うのは手間暇がかかります。
8畳の台所と12畳ほどのリビングと長ーい廊下と玄関と風除室と
たったこれだけの消臭にだいの大人3人で丸2日間かかりました。
手を抜いた分けではないのですがちょっと気を抜くとすぐ
腐敗臭が立ち込めると言うことになり手間暇が本当にかかる
作業でしたが何とか2日間で作業を終了する事ができました。
引き渡しの時にご依頼者様に立ち会っていただき
問題なく引き渡しを終える事ができました。
今回は本当に家財道具を残したままの消臭作業に時間がかかりました。
まだまだ改良の余地があった現場でした。
今日からまた
勉強しなければなりませんね^^
さ~て、今日は一般的な遺品整理の現場がはじまります。
ただ、ご依頼者様が住んでいるお宅で数年前に亡くなられた
おじいさんの遺品を整理しないと物が多くて住めないと言う
ご依頼者様よりの要望で作業がはじまります。
今日もまたばたばたな一日になりそうです^^
それでは準備して現場に向かいます。
また、あすこのブログでお会いしましょう^^
今朝の青森市内の朝は雲が多いです。
昨夜は強い雨が降ったりやんだりの夜でしたが
今朝はその雨も止んでいます。
昼の時間だけでも雨が降らないでいてくれたらと
都合の良い事を願っている今朝の私です。^^
さて、休日返上で某街で発生した独居男性の孤独死の
特殊清掃作業をしてまいりました。
今回のご依頼内容は、体液や血液で汚れてしまった
家財は処分しても極力家財道具を残してほしいと言う
ご依頼者様よりのご要望をかなえる為、通常の特殊清掃
作業と異なり今回の現場では家財道具に付着した
悪臭の除去作業がメイン作業になりました。
通常の特殊清掃作業と言うと遺品整理と並行して
作業を進めていくものなのですが、今回は家財道具の仕分け
処分の時間より家財道具に付着した腐敗臭の除去作業に
大半の時間を取られました。
故人様がお亡くなりになられていた場所は、
故人様宅(個人所有)の台所の床に倒れている所を
親戚の方に発見され今回の事故が発見されました。
倒れていた台所の床はクッションフロアーで一見下にしみ込まなくて
ラッキーと思いがちではあるのですがこのクッションフロアーも
私共、原状回復作業をするものにとっては良し悪しなのです。
クッションフロアー自体はビニール系の素材でできている為
水分がしみ込まないと言うとても良い素材ではありますが
その水分の量も限られています。
ご遺体から染み出てくる体液や血液の量は半端ない量の水分が
染み出てきます。
今回のご遺体もおそらく後、1~2週間でご遺体の水分が抜けカラカラの
状態になる所まで水分が抜けたのではと現場の状況をみて想像できます。
クッションフロアーは水分を吸収はしませんがクッションフロアー自体の
幅が90cmしかなくそのつなぎ目や住宅の床は完ぺきな水平出もありません。
その為、つなぎ目や床の傾きによってはご遺体から染み出た体液や血液が
低い方に全て流れ込み床下まで結果的に染みこんで行ってしまうと言う
最悪なケースになる事が非常に多いです。
今回の現場でも最悪な状況になっていました。
故人様が倒れた場所が壁側に近い場所に倒れていてクッションフロアーの
壁と床のつなぎ目にはコーキングがされてはいましたが・・・・・
時が経てばコーキングもはがれます。
ほんのちょっとの隙間を腐敗した体液や血液がその隙間をつたって
下に流れだしてしまったのです。
結果的には床板をはがなければなら無い事態になり床板をはがしてみて
超ビックリでした。
床は1cm程のコンパネ1枚断熱材も入って無くコンパネの上に
クッションフロアーがひかれているだけの床でした。
ご依頼者様には申し上げてはいませんが・・・・・・
建築や建設関係の方ならもうお分かりでしょうね。
この北国のまして雪国でこの様な床だと底冷えもひどかっただろうな~と
床を解体していて考えながら作業していました。
床板をはがすとその下は土の土間でした。
床板の下の根太や梁などには当然腐敗した体液が沢山しみ込んでいて
最悪な事がもう一つ、床下の梁を伝い基礎から壁側の方にも腐敗した
体液が流れ出ていました。
こうなってしまうと外壁も壊してしまわないと腐敗臭の除去は
とても難しいのですがそこまでの事はご依頼者様も望んではいない為
何とかして外壁を壊さず消臭をしてあげたいと思い試行錯誤の連続でしたが
結果的には消臭剤を染みこませ悪臭を分解させると言う原始的な方法が
有効だったかな^^
外壁の消臭も完ぺきではないにしても悪臭はほぼ消臭できて
今度の難問は、細かな家財道具の消臭作業です。
家財に着いた臭い(腐敗臭)を取ると言うのは非常に高度な技術を
要します。
また、時間もかかりすぎるので通常の特殊清掃の現場ではあまり
おすすめはしない作業なのですが今回はご依頼者様の起っての
ご希望で有った為家財を残す作業をしました。
やはりこの家財を残して腐敗臭を取る作業と言うのは手間暇がかかります。
8畳の台所と12畳ほどのリビングと長ーい廊下と玄関と風除室と
たったこれだけの消臭にだいの大人3人で丸2日間かかりました。
手を抜いた分けではないのですがちょっと気を抜くとすぐ
腐敗臭が立ち込めると言うことになり手間暇が本当にかかる
作業でしたが何とか2日間で作業を終了する事ができました。
引き渡しの時にご依頼者様に立ち会っていただき
問題なく引き渡しを終える事ができました。
今回は本当に家財道具を残したままの消臭作業に時間がかかりました。
まだまだ改良の余地があった現場でした。
今日からまた
勉強しなければなりませんね^^
さ~て、今日は一般的な遺品整理の現場がはじまります。
ただ、ご依頼者様が住んでいるお宅で数年前に亡くなられた
おじいさんの遺品を整理しないと物が多くて住めないと言う
ご依頼者様よりの要望で作業がはじまります。
今日もまたばたばたな一日になりそうです^^
それでは準備して現場に向かいます。
また、あすこのブログでお会いしましょう^^