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2016.11.1360代独居女性の遺品整理はじまる。

カテゴリ:遺品整理師

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おはようございます。

穏やかな朝の青森市です。
昨日はこの時期にしては珍しく
とても暖かい日でした。
夕方でも気温が9℃と暖かくて
ビックリするほどです。
数日前までのあの寒波は何だったのか?と
思います。

さて、昨日のご依頼はここ数年似たようなケースが
ちょくちょくあり今年に入ってから私共に頂いた
ご依頼の中でも数件同じようなケースがありました。

今日のブログはそんなケースを皆様にご紹介したいと
思っていますが地域や地名・人物は防いでご紹介いたします。

今回のケースは、60代女性の独居者です。
数年前まで近くの商店街にて美容室を経営され
生計をたてていた方だったと伺いました。

持病の悪化が原因で仕事が出来なくなり廃業して
住み慣れた地域を離れアパート暮らしをはじめたと聞きます。

この女性は、若い時に姉弟とのトラブルが原因で
ご兄妹とも疎遠ぎみになっていたと言います。

今回、この女性の住んでいたお部屋の片付けのご依頼を
頂いたのがここに住んでいた女性の姪御さんご夫婦です。

ここ数年、この様なケースで姪御さんや甥御さんからの
ご依頼が目だって増えてきています。

お話をお聞きすると故人は人工透析をするようになってから
商売を辞めこのアパートに移り住んでいたと聞きます。
ご商売を辞めても、前に住んでいた家のご近所の友達が
ちょくちょく遊びに来ては髪を切ったりしてあげていたと
言います。

今回の事故が発覚したきっかけは人工透析の予約時間に
なってもこの女性が病院に姿を見せない事に不審に思った
病院関係者が緊急連絡先にもなっていた姪御さんに
電話が来て急いでこの女性の住むアパートに駆けつけ
寝室のベットの下の横で倒れ亡くなられていた女性を
発見して今回の事故が発見されました。

亡くなられていたにもかかわらず気が動転していて
救急車を呼んでしまったと言います。
救急隊がすぐ警察に通報し捜査が始まったと言います。
死後数時間で姪御さんが発見され事件性も無く病死と言う
調べになったと言います。

検死も終わりご遺体を引き取ってもいいよと警察から言われ
車に乗せ連れて帰る事も出来ないし、警察から伯母のご遺体を
どこに連れて帰ればよいのかも分からず途方に暮れたと言います。

最終的には近くの葬儀会社に頼みご遺体の輸送から安置まで
頼み莫大な費用がかかりびっくりしたと言います。

費用が髙いや安いなどこの際言ってられなかったので
そのままの言い値で葬儀もあげたと言います。

姪御さんご夫婦も今回は私の伯母の事ではあるが
いい勉強をさせてもらった。
この先、この様な事がまだまだあるから万が一
また、この様な事があったらすべて頼みたいと
言っていました。

私共モコでは、万が一お身内様が変死体として発見され
警察よりご遺体を引き取る際にも、提携葬儀社より
寝台車で送迎するサービスも御座いますし
遠方より来られる場合のホテルからレンタカーまでの
手配まですべて手配する事ができます。
どの様なご要望にも対応出来るようにはしています。

また、お墓が無くお骨を納めることができないと言う
方には、お骨を一時的にお預かりする事も出来ます。
その際には、寺院にお預かりして頂き毎日供養してもらいます。

また、お墓を建てると言っても維持が出来ないと言う方も
少なく無いこのご時世なので散骨を希望する方も
多くなって来たと聞きます。

その際には、海洋散骨をはじめ樹木散骨葬も執り行えるように
していますので家の片付けだけではなくありとあらゆる
皆様の困ったを解決のお手伝いをしています。

今は亡き某お寺のご住職が、人間長い月日を生き抜いてくれば
人間関係のいざこざで身内同士が疎遠や絶縁になる事も
不思議ではない。
疎遠や絶縁になったからといってその人の死を粗末に扱われて
いいと言う事ではない。
疎遠や絶縁に陥った方も安心してこの世をされる
仕組みづくりが必要だ、と言って志半ばで亡くなられた
住職様の言葉が思いだします。

この様なケースは、この先ますます増え続けると
素人の私でも想像できます。

現に昨日、私が留守の時に70代の女性と姪御さんと言う
方が訪れ万が一の時に私が住んでいる部屋を片付ける時の
費用を知りたいと来社されたお客様がいたと
報告を受けています。

他人ごとではない自分のゆく道と思いこれからの
対策が必要だと感じた現場でした。
皆さんはいかがお感じになりましたか?

今は家族もいて一人暮らしじゃないから対象外の
人も後、数年いや数十年後には独居生活をしているかも
しれません。

今、深刻な状況に合われていた人も数十年前は家族と
同居していた方がほとんどです。

いずれ我が身に降りかかる事として対策を考えていた方が
良いと考えますよ^^
私も行く先の事に対処出来るように準備を始めています。

さ~て、今朝のブログも少し長くなりました。
書き始めた時は東の空は朝日で明るかったのに
何時の間に雨が降り始めました。

この時期は、天候がコロコロ変わるので服装も
難しいですね。
さ~て、これから準備して行動開始です。
また、明日、当ブログでお会いいたしましょう^^

 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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