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2016.11.20第25回 東京都監察医務院公開講座に行って参りました。

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

久しぶりのブログ更新になります。
4日ぶりのブログの更新になるのでしょうか?
何か超久しぶりの様な気がします
今日からまた、こつこつ日々の出来事や
業務で起きた出来事のほんの一部では有りますが
当ブログにて皆様にご紹介をしてご覧になられている
皆様方がこの様な人生の結末に陥らない様な
対策が個々で最も最適だと思われる方法を
考え備えて頂く道具の一つとなれば幸いと思い
日々書き続けて参りたいと思います。

さて、今朝の青森の空模様はと言うと
東の空はオレンジ色に輝きだしてきています。
週末の今日は大きな天気の崩れはない様な
感じの朝焼けですが・・・・

さて、16日の早朝から車で東北道を
一路南に南下して大江戸に参勤交代の為に
向かいました^^なんちゃって

ここ数年は、忙しいながらも毎年年1回は
東京に行き学ばせて頂いていますが
今回は、東京都監察医務院の公開講座に
参加してまいりました。

東京都監察医務院をご存知の無い方もおそらく
多いのではないでしょうか?
法医学教室に携わる方や実際身内のが世話になったと
言う方ならあ~と言う方もいますが
世間一般の方は中々聞きなれない施設でもある
場所です。

ましてや、東京都民以外の地方にお住いの方は
もっとなじみがない施設だと思います。

その都民以外のこの田舎者の私がなぜこの
監察医務院の公開講座に出席したのかと言うと
数年前よりこの公開講座の存在は知っていたのですが
スケジュールの関係で中々行く機会が無かったのですが
今回は、思いきってスケジュールは作るもんだと強く
思い数日間、スケジュールを開け今回の出張を実現
する事が出来ました。

公開講座に行くのになぜ数日も(4日間)もと
思った方もいるでしょうね^^
ついでに仕事繋がりでどうしても行きたい所が
数か所ありましたので飛行機や新幹線でを使えば
あっと言う間に行ききできるのでしょうが
現地に着いてからが不便な為、青森から車で
行って来たと言うわけです。

ところで、監察医務院の事ですよね^^

監察医務院の役割

当院は昭和23年3月に開院して以来、
死体解剖保存法第8条に基づいて東京都23区内で発生した
すべての不自然死(死因不明の急性死や事故死など)について、
死体の検案及び解剖を行いその死因を明らかにする仕事をしています。
そしてそのことは死者の人権を擁護するとともに、
死因究明の過程で得られた貴重な情報は、医学教育、臨床医学、
予防医学などに還元され、医学の進歩に大きく貢献しています。
平成25年の年間検案数は、13,593,体、解剖数は2,338体で、
一日平均の検案数は37.2体、解剖数は6.4体となっています。
この検案数は、東京都23区内における全死亡者数の約18%にあたります。
つまり、5.5人に1人が監察医の検案を必要とする原因不明の病気や
事故などで死亡していることになります。

と言う所で今回行われた公開講座に行って来たのです。
私達特殊清掃士がお部屋の原状回復作業を行う前の
段階の不自然死の原因を調べる施設なのです。

今回、なぜ、公開セミナーに参加して勉強して
来たのかと言うと、ここ数年私共がご依頼頂く
多くの物件での事例に大きな変化があるからなのです。

ここ最近の事例の中でもご遺体が倒れていた
場所には大量の血液が流れ出てひどい場所は
床下や1階の天井まで体液よりも血液が多く
流れ出ているケースが非常に多くなってきているのが
ここ数年のケースなのです。

割合的に言うと3件中2件は血の海の中でご遺体が
倒れていたと言う方が正しいのではないでしょうか。

正確に言うと倒れた時は、血の海になっているわけ
では有りません。
お亡くなりになられてから大量に出血した血液が
体内から染みだし血の海になったと思われています。

その血の海になる原因は何なのか?
今迄、現場に携わってきた中で沢山の疑問が
今迄、蓄積されてきていたのが現状でした。

その疑問が一つでも解消されればと言う思いと
近年の不自然死の発生を知れば不自然死の予防にも
つながるのではないかと思い東京監察医務院の
公開講座の受講に行って来たのです。

いや~目からウロコがと言う話が沢山聞け
色々な展示物もしかも本物のご遺体の実例写真まで
普段は絶対に見る事ができない写真を見る事ができたり
法医学教室の過酷さを知ったりとこの方達のご苦労があり
我々特殊清掃士に仕事が引き継がれていくのだな~と

青森市では?青森県では監察制度がない為
警察医さんが日々寝る間を惜しんで日々の
病院勤務の合間をみて不自然死の調べをしています。
もっともっと過酷な労働をされているのです。
本当に頭が下がります。

さて、今日のブログはこんな所で終わりたいと
思います。

今回の出張は、実り大き出張でしたので
数回の分け出張のお話をブログに書きたいと
思っています。

明日はいよいよ公開講座の中身をご紹介しちゃいますよ~
もったいないから少しだけにしようかな~なんて
ほいど心が・・・・

ほいどとは
津軽弁で言うとケチと言う意味あいによく昔は使われていました。

さ~て、今日はお仏壇の引っ越しのご依頼を頂いています。
今日も頑張って来ますね^^

また、明日このブログでお会いいたしましょう^^


 


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この記事の担当:花輪 智歌子

特定遺品整理士・特殊清掃士としての責務・品格をしっかり全うしていきたいと思っています。
仕事には妥協は許されないと考えています。
自然葬アドバイザー・身上監護アドバイザー・少額短期保険募集人の資格も取得しております。

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