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2016.12.08墓じまいや行き場のない遺骨

カテゴリ:供養祭

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おはようございます。

今朝の青森市の積雪は8cmです。
累積積雪量は54cmになります。
昨日1cmブログを書いた後降ったんですね^^

さて、青森も冬将軍が到来しています。
去年よりかなり早く雪が降っています。
去年は何時から降りだしたっけ?と
言う方も多いかも知れませんね^^
12月24日クリスマスイブまで雪が無く
25日からのドカ雪でそのまま根雪になり
正月休みから除排雪のご依頼で大忙しでした^^
果たして今年は今週にもドカ雪が降ればそのまま
根雪で正月前には今年初のご依頼が入るかもしれませんね。

さて、昨日のブログの続きを少し書きたいと思います。が
自然葬に関しての内容は、モコの自然葬のホームページにも
ブログがありますのでそちらでこれからは副社長が詳しく
書くと思いますので今日のブログでは行き場のない
遺骨がここ数年多いのです。
この遺骨を受け入れてくれる寺院様も霜と青森にも
あるのですが私の性格上人任せと言うのがどうしても無理
はじめから手をかけたなら最後まで手をかけ見届けたいと
言う思いが常に心の奥底にあったのが切っ掛けの一つでも
あるかもしれません。

傍から見れば遺骨を受け入れてくれる寺があるなら
そこに後は任せれば楽でと言う言葉が正しいのか
間違いなのかは分かりませんがね。
ただ、性格上だめなんですね~

今回、自然葬を手掛ける切っ掛けになった事例を
いくつか紹介したいと思います。
某街の福祉団体さんよりの1本の電話から
この自然葬をやる切っ掛けがはじまったのです。

電話の相手は、私某街の福祉センターもAと申します。
実は、某街に独居生活をしている高齢者さんなのですが
今回、施設の空きがやっとできて、入所する事が決まった
のですが、この利用者さんは認知症を患っているのですが
自宅のアパートの部屋にあるお仏壇に納骨されていない
遺骨が2体ほどありまして某街とも掛け合って何度も
話し合いをしたのですが街の納骨堂には納めることが
できなくて困っているのが一つと神棚とお仏壇の処分も
困っているのです。
と言う相談内容でした。
今でもはっきりと覚えています。

早速、ご住所を聞き現場に向かうと部屋の中には
家財道具がなくただ神棚とお仏壇と遺影数枚に
仏具と遺骨2体分が残されていました。

部屋の家財道具はと担当者に聞くと別な業者が
片付けてくてたと言います。
では、その業者に残っている遺骨や仏壇なども
お願いしたらよいのではないですか?と
言うとその業者は出来ないとはっきり断られたと・・・
それで残りを内に~・・・・
心の中で都合のいい話だな~と少し気分を
悪くした記憶があります。

さ~て、ここで問題なのが仏壇や神棚の処分は
問題ないのです。
供養お焚き上げがこの当時からしていましたので

問題は行き場のない遺骨です。
どうして行政の無縁墓(納骨堂)には納骨できないのか?
まず、ここから調べる事にしました。
行政の無縁塔の多くは、身柄拒否されたご遺体や身柄を
引き取る人がいない人または行旅死亡人のみの為の
お墓らしいと言うことがこの時見えてきたのです。

また、お墓なのでカロート(お墓にお骨を入れる場所)が
いっぱいになると処分されると言う事もこの時初めてしりました。

墓に入った骨は永遠に墓で眠るとこの時まで信じていたのに
骨がいっぱいになり墓に他の骨が入れられなくなれば
産業廃棄物で処分されると言う事もこの時はじめてしったのです。
ちゃんと他の寺院でまた保管と言う言葉が正しいか
正しくないかは別にして寺院に預けられると言う街も
あるのも事実ですが大半は処分されます。

この事実を知っている人は少ないのではないでしょうか
私もこの事実を知った時に、地獄の沙汰も金次第と言う言葉を
思い出しあ~世の中金が全てじゃないとは言うがでも金が
なく不幸になる人ばかりだな~世の中金が全てじゃないと
言える人は裕福な方でない人でいえるのは負け惜しみだな~
な~んて事も思った瞬間でした。
今でもその時の事を記憶しています。

さ~て、行政周りをして無縁墓に納骨が無理だと言うことが
はっきりしたので無料で遺骨を引き取ってくれる寺院を
日本全国の寺院を探しましたが・・・・
無料で有る訳がありませんよね^^当然です!!
私が僧侶だったとしてもやりません、と言うか出来ませんね。

維持管理が永遠と続くわけですからせめて少しでも
ご負担を頂けなければ未来永劫存続するわけがないからです。
そこで、行き場のない遺骨を引き取って供養してくれる
寺院がある事はニュースなどでも何回か見た事があり
記憶をたどり探しまして、県外にも数件行き場のない遺骨を
引き取る寺院様が見つかりました。

早速、電話をかけお話をすると費用はかかるが引き取って
頂ける事も分かりました。
数件かけ費用が3~15万の間の料金がかかることも分かりました。
問題は遺骨をその場所までどうやって持って行くのかと言う事です。
色々な寺院様よりお聞きすると9割近くが宅配便で送られてくると
いいます。

宅配便で遺骨が送られるって・・・・
この言葉を聞き私は唖然としたのを記憶しています。
宅配で遺骨を送る事できるんだ~とも
この時思ったのも事実です。

後から調べたらお骨は宅配便では運ぶことが出来ないと
いう事実をしりました。

と言うことは、みんな知っていてやっているのか?
こうなると私の性格上無理!
ただ、お値段が安いからと言う理由でこの方法は選べない
運ばされる方も遺骨と知らず車ので一緒にあかの他人の
遺骨とドライブをしているなんて考えただけで迷惑な話だと・・・

調べた結果、他業者(遺品整理業者)もかなりこの方法で
利用していると有る団体より情報が入ってきて愕然とした。
情けない!!
かりにも遺品整理士ともあろうもんがと悲しくなりましたね。
この時ばかりはさすがに悔しかった。
私に財がありさえすればと行き場のない遺骨の為や
今生きている人でお墓のない方の為に安価な値段で
安心を提供できるのにと強く思いました。

これでは、宅急便で遺骨を送るのはまずいが
人が電車やバスや車で遺骨をこの自院まで運ぶとなると
一番安い寺院までの旅費往復だけでも3万5.000円は
最低でもかかります。
人件費は含まれていません。
当然、日帰りでもご飯ぐらいは食べるしジュースや水くらいは
いくらなんでも飲みます。
駅から徒歩と言うわけにはいかないので最低人件費と交通費と
飲食代を見て2万はかかる計算をたしか当時したと思います。

ぶっちゃけどこの寺院様にも聞いた事を今回お話すると
カロートがいっぱいになったらどうするのか?
17回忌までは供養すると言う寺院様や50回忌までと
様々な回答はかえってまいりましたが最終的には処分だと
言う答えの寺院様が多かったです。

最終的には処分される遺骨だと分かっていてわざわざ
納骨代に3万+旅費3万5.000円+人件費.交通費.旅費2万円=8万5.000円は
最低でもかかる計算になるくらいならと地元の行為にしている
寺院に頼み無縁塔を作ってもらおうと思い相談しに行ったら
無縁塔があったのです^^

数年前に亡くなった先代住職が作って置いてくれたのです。
なくなる前にきっと花輪も相談に来るから面倒を見てやれと言う
言葉を今の住職に残していたそうです。

相談しにいった時に先代からそれとなく聞いていましたよと
今の住職様がにっこり笑いながら話してくれたのを今でも
おぼえています。

ここ数週間寝る間を惜しんで色々勉強してたどり着いたのが
何時もお世話になっている寺院さまに行きつきました。

段取りも全て組、納骨ができる事を担当者に伝え費用は1体
8万円で済む事も伝えました。
担当者さんも喜ばれた声ですぐ身内の方に話しますので
少しまってくださいと言い電話を切りました。

この時は、私もほっと胸をなぜおろしたのを記憶しています。
数日後担当者さんから電話が入りました。
身内の方とも話し合いをしたのですが、
お金がかかるならダメだといわれてしまいまして
今回は無かった事にと・・・・
金がかかるならダメだ?当たり前の話だろう!!と
心の中で大声で叫んだ記憶があります。
人が動くのだからお金がかかるのは当然だし
私は一銭も頂いていない!
8万円と言うのも寺院様にお支払する金額で私の骨おり代は
入ってないのです。

ちょっとガッカリしましたが、ま~しゃ~ないじゃんと諦め
すぐ、住職に連絡をして今回のはキャンセルにしてもらいました。

え、じゃぁ、遺骨はどうなったのかって^^
金を出したくない親戚の一人が渋々自分の墓に
納骨したらしいです。

内心、この事を聞いた時に初めからそうすれば多くの方が
悩まずにとっくの昔に事は住んだのではないかと思いました。
腹が立ったと言うより人間の醜い部分が見えたと言うか
どうにもこうにもおさまら無い怒りを感じましたね。
本当にあの時ばかりは^^
今思えばこれで良し!!^^だったのです。

この後、もう、本当にすぐでした!!
お付き合いのある寺院様の無縁塔にお世話になる事も
今度は、別の街の包括のケアマネさんからの相談でした。
認知症の女性宅に遺骨が1体あるのですが行政のお墓に
入れることが出来なくて困っていると言う相談を頂きました。

もう、この時は胸を張りケアマネさんに説明をして
どれが最適なのか身内の方と相談してくださいと
電話口で用が足りるほどでした。

後日、ケアマネさんよりご連絡を頂き地元の寺院様の
無縁塔に納骨したいと言うご報告をいただいたので
ご遺骨を私が御迎えに行き無縁塔に納骨しました。
もうあれから何十体納骨したのでしょう。

無縁塔のカロートも満杯状態になり遺骨を粉骨して
収めようかなどの思案が必要なほどにまでお墓には
沢山の方が眠っています。



 

この写真が実際の有縁・無縁塔の墓です。
先代が倒れる前に作ってくれていた墓です。

ここのお墓ももういっぱいに近いのです。
ここからです。
自然葬にと言う発想に少しづつなっていたと言う
わけです。

この様な出来事が業務の中で度々ありモコで
自然葬を手掛ける切っ掛けになったと言うことなのです。
今朝のブログは長くなりました^^

さ~て、今日もフル回転で営業開始です。
また、明日、当ブログでお会いいたしましょう^^
 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
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