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2016.12.2650代独居男性の遺品整理

カテゴリ:遺品整理師

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おはようございます。

今朝の青森市の朝の積雪はと何時もなら
書き始めるのですが今朝のブログは前日の夜に
書いておいたのをアップ致しました。

さて、昨日は急遽、弘前の事務所にて内勤業務の
面接をさせていただきました。
休日にもかかわらず来社頂いた皆様にはこの場を
お借りしてお礼を申し上げます。
本当に有難うございました。

さて、今朝のブログは人間、いつ死ぬか分からないものだと
言うケースの遺品整理をご遺族様に代わりにお手伝いしに
行って来ます。

織田信長ではないが、曲舞の一説の「人間50年下天の
内をくらぶれば、夢幻の如くなり」と言う歌がありますが
まさに今回の故人様はこの歌にふさわしい様な気がします。

故人様のお仕事はスキー場で働いている方で
スキーがとても上手でインストラクターの資格ももたれて
いるほどのスキーの腕前だったそうです。

今シーズンも毎年、働いている某県のスキー場に長期
働きに今年の10月に家をでたそうです。
働いているスキー場で急病にて倒れ救急搬送され治療を
されましたが、治療のかいもなく他界されと聞きます。

この男性には家族がいなく、身柄の引き取りがご兄妹様です。
某県よりご遺体を運んでもらい先日火葬されたそうです。
ご遺族様も今年不幸続きでまさか義理の兄までもが
急病で他界するとは思わず困惑しているようすでした。

先日、私共に遺品整理の見積り依頼をいただいた時も
かなり緊張して動揺を隠せない感じの電話越しの声でした。

毎年、義理の兄(故人様)はスキー場で働いていて
今年も元気にスキー場のある某県に行かれたと言います。

兄が住んでいた実家も今年買い手が現れ売って
アパートに移り住んで入居したばかりだとも言います。

アパートの部屋に入るとまだ段ボール箱に入れられた
家財がいくつもあり荷物の整理途中でスキー場に働きに
行ったんだろうな~と誰もが想像できました。

ご遺族様ご兄妹様も今年、相次ぎ親しいお身内を亡くされ
続く時は本当に続いていてと悲し嘆かれていました。

故人様は別段持病も無く、治療中のご病気も無く
突然、お亡くなりになられたと言います。

幸い、病院に運ばれ医師の元で原因がはっきりと分かったのが
遺されたご遺族様達には不幸中の幸いではないでしょうか?
死亡原因まではお聞きしていませんが大体の想像がつきます。

現代社会で生きる私達の身近な方の突然死は毎年増加傾向
だと言われています。

死亡原因の第1位が血管の疾患だと言われています。
ある日突然、発作を起こし倒れ帰らぬ人にと
何時、自身の身に襲いかかるかわかりません。

他人事ではないと今回の現場に立ち身震いします。
転ばぬ先の杖を本当に用意しておかねばと今回の
ご依頼を頂いたご遺族様のお姿をみて思いました。

故人様がお亡くなりになられた場所からご遺体を運んで
もらい火葬をしたと言いますが、ご遺体の輸送費用が
40万以上もかかったと聞きました。

お金の事でいやらしいとは思いますが先立つものがなければ
転ばぬ杖も役にたたぬご時世、どうしたものか思案のしどころです。

さて、今日はこの故人様の残されたお部屋の遺品整理です。
1ルームの賃貸住宅のお部屋なので本日中で天国へのお引越しの
お手伝いも終わります。
スタッフ一同、心をこめてご遺族様のお手伝いをしてまいります。

では、また、明日当ブログでお会いいたしましょう^^


 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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