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2017.03.25モコが考える生前整理のススメ 第2弾

カテゴリ:生前整理

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おはようございます。
今朝の青森市の朝の24時間の降雪量は0cmです。
昨日は一面真っ白で移動中は猛吹雪にあい
真冬に逆戻りしたかと思うほどの猛吹雪でしたが
予報では今日は晴れ時々曇りだそうです。
週明けより2日間は雨が降りその後は晴れる予報です。

さて、生前整理のススメ第2弾になります。
初回も大好評頂きまして沢山の方よりメッセージを
頂いています。

少しは、「生前整理」は死ぬための準備ではないと言う事を
分かって頂けましたでしょうか?

足元を片付けておかないと物につまずき転倒して
ケガをすると言うとセミナーや講義の会場では
みなさんリアルに反応されます。

と言う事は反応された方の中には、経験された方も
もしかすると少なくないのかもしれませんね。

第一弾で説明した救急車要請件数を見ていると本当に
色々な事が透けて見えてくるんです。
孤独死がこの先、ますます増加するだろうな~など

この生前整理とは、死ぬための準備では無いと言う事は
ご理解頂いたと思いますが、では一体どれ位の方が
ご自身の財産をご自身の意思で処分や売却または譲られ
ているのでしょう?

実際に私共にご依頼を頂いた過去の事例でこれからは
お話をさせて頂きます。



 

上のグラフをご覧ください。

このグラフは、私共へご依頼を頂いた中の
100件中どの様なご依頼が多かったかと言う事を
毎年、グラフにしている資料を参考にお話して参り
たいと思います。

ただ、先にお断りしておきたいのが私共にご依頼を頂く
中でどうしても特殊清掃のご依頼が圧倒的に多いので
この結果が出ているだけかも分かりませんが一つの
参考資料にはなるかも知れません。
と言う事を頭に入れておいて下さい。

さて、グラフの説明をしたいと思います。
このグラフは、私共の12の仕事の内の3つの仕事の
件数をクローズアップしました。

まず、平成26年度をご覧ください。
26年度は、生前整理から見ると8件です。
健康な内にご自身の所有する財産(家財)を整理された
方が8人いたと言うわけではありません。

ご自身の意思で生前整理をされた方はこの中でたったの
2人だけです。
残りの6人の方は全て死ぬための準備のため家族・親戚
または法定後見人さんなどからご依頼を頂き整理させていただきました。

では、27年では14件です。
このすべてが家族や姪.甥や対象者の兄弟または後見人さんからの
ご依頼です。

次に28年度は10件でした。
28年度の依頼理由は27年と同様でした。

この3年間の生前整理のご依頼件数を見てみてもたったの34件しか
ありませんがその多くの方が「ご自身の財産である家財」を
処分するや売るまたは譲るなどの決断ができずに第三者に任せて
整理されていると言うのが私共の依頼状況の中では判断できる
結果内容になっています。

遺品整理と特殊清掃のイメージが強い私共ですので致し方ない結果
なのかな~とは思っていますが、ただ、ここで申し上げておきたいのは
件数ではありません。
内容なのです。

34件中たった2人しかご自身の財産である家財道具の有無を
ご自身で判断して処分や整理をされた方がいないと言う結果なのです。
詳しく申せば、積極的にご自身から生前整理を望まれご本人さんから
直接依頼を頂いた方は何とたったのお1人様だけだったです。

このお一人の方は、県内に在住の80代独居男性の方です。
ここで少し生前整理をなぜする切っ掛けになったのかを
私が知ってる範囲で説明をしますね。

この男性は、某街の公営住宅に住んでいます。
去年、最愛の奥さんが肺炎に倒れあっけなく他界されたそうです。
救急搬送されあっと言う間だったそうです。
この男性が今まで元気で暮らしていたのにかぜだと思って
養生をしていたにもかかわらずこんな事になってしまったと
悔やまれていました。

このご夫婦には娘さんがいて同街で嫁がれ暮らしています。
仕事柄夜勤もあるお仕事についているらしく1日おきに
訪問しているそうです。

この男性にも持病(認知症)が数年前に発覚して、万が一
自分が自分を忘れてしまいこの家の状態のまま娘に託す訳には
いかないと言う不安にかられ何度も片付けのチャレンジしたが
中々上手く片付けられなくてと言う事で私共の協力企業でもある
共同購入をしている配達担当者さんに相談した所私共を紹介して
くれたと言います。

この様な経緯で私共にご依頼をいただいたと言うことです。
このお父さんは、今も住み慣れた我が家でお一人で暮らしています。
在宅でヘルパーさんも入り一日おきに娘さんも訪問されています。

毎年お年賀のやり取りもさせてもらっていますので今の所
私共を忘れてはいないようです^^

もう一方は、ご自身の意志ではなく離れて暮らすご長男の希望で
生前整理が実現しました。
この話は次回でもまたお話をしたいと思っています。

いかがでしたか?
生前整理のススメをここまで読んでいただき何か感じましたか?

50を過ぎたら先はあとたった30年しかありません。
もしかしたらあと10年かもしれません。
私の父は59歳で心不全でこの世を去ったので同じ年で私も
この世を去るならあと9年しか時間はありません。

時間がない^^
超特急で生きないとと思っています^^

あせるが負けと言う言葉もありますが、残す最愛の妻や
子供達が路頭に迷わないようにしたいと思っています。
遺品の処分が一番遺された家族が頭を悩ますんですよね~
これは取っておくべきか?それとも捨てればよいか?
とって置くにしてもどこにおけばよいか?などなど
遺品を保管するためにわざわざトランクルームを借りてる方も
少なくないのです。

ご自身が生前整理をしていれば残された家族がここまで
する必要がないのですがね。

みなさんはどうされますか?この生前整理
ご自身で中々整理できないのがこの生前整理でもあります。
プロの私達と一緒にこの機会に生前整理をしてみませんか?

物がなくなれば肩の荷がおり楽になるのが分かります。

さ~て今日はこのへんで終わりたいと思います。
今日は、なんと!!なんと何と!!
去年の8月15日に亡くなった私の大の友人の遺骨の一部を
分けてもらって粉骨します。

その粉骨したお骨はもうしばらく暖かくなるまで西の高野山
弘法寺にお預かりしてもらい、春4月の暖かくなった頃を見計らい
弘法寺にある私共の樹木散骨葬をしたいと思っています。

今日は午前中に弘法寺に行き住職共々友人に久しぶりに
私の妻と4人で会って来ます^^
昨日その連絡を頂きわくわくドキドキで中々眠れませんでした。

私共の樹木散骨葬の第1号が私の友人になるとは
こいつが全て私共の海洋散骨や樹木散骨葬を行えるようになっのも
彼がいたからなのです。
な~んか自分が第一号になる為に段取りをして
この世を去ったような気がします。

この内容は、後日ご紹介します。
友達のみんな~や、社会福祉士のみんな~!!
今日、住職と打ち合わせして決まったら連絡するからね~^^
N君の樹木散骨葬にN君に会いにきてね^^

それでは週末ですが、今日もヶッパるぞ~^^

 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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