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2017.08.09思わぬ所での生前契約のお話。
カテゴリ:生前整理
おはようございます。
今朝の青森市の朝の空模様は曇りです。
少し風はありますが、昨日の様には強くはありません。
また、台風5号は温帯低気圧となりその影響でしょう
今日一日は雨の予報です。
気象庁の発表によると、過去の長寿台風の中でも
今回の台風5号は過去3番目に長い勢力を保った台風だそうです。
台風となり勢力を維持し続けた日数がなんと18日と18時間だ
そうですよ^^
長い期間、お茶の間を騒がせた台風でしたね。
さて、昨日は生前整理のお見積り依頼を頂きお見積りを
させていただいている途中にフリーダイアルが鳴り
ました。
電話の応対に副社長が外に出て電話のお客様と何やら
対応していました。
私はお見積り頂いたご依頼者様のご意向をお聞きして
生前整理をどうされたいのか?
どの様に行えばよいのかなどをお聞きしていました。
ご意向などをお聞きしましたのでお見積書と注意点を
お話して帰りました。
その後、副社長よりフリーダイアルのお客様の話の
内容の報告を受けました。
もうかれこれ4~5年前位前になるらしいのですが
某街の遺品整理作業中にかかって来たフリーダイアルの
お相手の妹さんからだったそうです。
私はその当時の現場(遺品整理作業場所)ははっきりと
覚えてはいますが、その作業中にフリーダイヤルが転送され
話しがあったと言う事までは記憶がなかったのです。^^
その当時の話の内容を副社長が鮮明に覚えていて
そのフリーダイヤルでの相談内容と言うのが
先ほど脳梗塞で妹が倒れ長くはないと医師から告げられた
妹に万が一の事が有った場合、妹が住んでいた家の家財の
撤去をお願いできますか?
と、言う内容のご相談だったようです。
もの凄く冷静な方だな~
今にも妹さんがお亡くなりになられそうな時なのに
遺品整理の心配をして、と、印象が強く今でもはっきりと
覚えていたそうです。
その時の、脳梗塞で倒れ生死の境をさまよっていた
妹さんからのお電話だったそうです。
お兄さんが持っていたお仏壇を私が預かっているのだが
お兄さんの病状もおもわしくなく2~3日中に施設へ
入所が決まった為、お仏壇の供養処分を頼みたいと言う
ご依頼でした。
この話を副社長より報告を受けた時
あ~本当に人間は何時どうなるか分からないな~
まさにその時に、生死の境をさまよっていた人に
老後の心配をしてもらうなんてと。
お仏壇の供養処分のお約束のお時間が午後1時
と言う事なので近くでお昼を取り待機していました。
ちょくちょくよるコンビニがありそのコンビニの隣の
マンションだとばかり思っていた建物が何と!!
公営住宅だったのです。
1階にはテナントが沢山は言っているマンションだった
のでてっきり分譲と賃貸の両方あるマンションと
勝手に思い込んでいました。
午後からのお見積りはその勘違いしたマンションに
住むあの生死をさ迷っていたと聞かされた妹さんの
所でのお見積りです。
この公営住宅に入るのは初めてでしたが本当にきれいな
廊下も広い住宅でした。
中の部屋も緊急の連絡のブザーやインターホン式
SOSが管理室へ直接つながる装置もついていて
画期的に思えるのだが利用者にして見たら便利な様に
見えるがとても不便だと言います。
あ!
今日はその話ではなかったですね^^
この話はまたの機会にでも^^
あのお電話の妹さんにお会いして依頼の内容を
お聞きするまでが長かったのです。
あまり来客が無いらしく人が訪ねてこられるのが
嬉しいらしく事の経緯を初めから話てくれました。
最初に電話をしたのが兄で、兄は元は〇〇寿司を
何店舗も経営をしていた人だった。
私の息子も兄の店で跡継ぎとして働いていたが
後継ぎと言う重みに耐えられなくなり東京に
出て行ってしまって何十年も帰ってこない。
息子は音信不通状態だと言います。
今回は、当時はまだ元気だった兄も心筋梗塞の発作が
でたりしてほとんど寝たきりでこのままだと
何時死んでいてもおかしくない状態なので
兄のケアマネさんと相談をして兄を施設に入れる事に
決めました。
その兄の家に有った仏壇を兄がまだ生きている内に
供養処分をしても良いか?
と、兄に相談したら了解をもらったから
今回、お宅に電話したと聞きました。
妹さんが言うには、兄が死んでからだと仏壇と
神棚の処分が難しくなるからだと言う理由でした。
お仏壇と神棚のお見積書を即作成して
妹さんにお渡しするとビックリされ
え~こんなんでいいの~
私、何十万もかかると思っていた~
こんな値段なら私のお金でできる~
兄にお金もらわなくてもすむ~と
大喜びされていました。
お盆が終わったらお仏壇を引き取ってほしいと
言うご依頼なので、引き取り日を決めて後日
引き取りにまいります。
さ~あ!!
帰ろうとした時です。
私も近いうちに施設に入所するから
今住んでいる家の中を片付けたら料金は
いくらかかるの?
と、言う話になり急遽、生前整理のお見積りと
なりました。
脳梗塞の後遺症でご本人も時々記憶が亡くなる時が
有るらしくお見積り書を作成して何時も大事な物を
しまう引き出しにしまってほしいと言う事でした。
見積書を作り一通り説明をして指示された
引き出しに見積り書と会社パンフを終いました。
後日、この方のケアマネさんともお会いして
もう一度、ご本人のご意向も伺い正式な
生前契約をしてまいりたいと思います。
生前契約とは
一般的に死後事務契約とも言い死後事務委任契約とは、
葬儀や埋葬に関する事務を委託する契約のことです。
委任契約は原則として委任者の死亡によって終了しますが、
委任契約の当事者である委任者と受任者は、
「委任者の死亡によっても委任契約を終了させない旨の合意」を
することができますので、委任者は受任者に対して
短期的な死後の事務を委任することができます。
ご本人の生前の意思を尊重して死後の手続きをする
と言うことです。
死後事務契約の事少しは分かってもらえたかな?
本当に色々な方がいるんですね~^^
あ!!そうそう^^
このお兄さんが経営していた○○寿司は地元では
超有名なお店で地元デパートの中にも店舗を持つほどの
人気有名店の一つだったのですよ^^
さ~あ!!
今日も頑張るぞ~^^
それではみな様へ~ば~な~^^
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