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2017.09.10モコ初の海洋散骨葬が執り行われました。

カテゴリ:自然葬

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おはようございます。

今朝の青森市の朝の空模様は、私が起きた5時現在では
曇り空でしたが、6時を少し回る頃には、ゲリラ豪雨と
なっています。
雷は鳴り外はまた、夜が訪れたのではないかと思う
くらい真っ暗になりもの凄い勢いの雨と雷が絶えず
鳴り響いている只今、午前6時20分です。

皆様のお住いの地域の朝はいかがでしょうか?

さて、昨日はモコさん初となる海洋散骨葬を
実施する事ができました。

ま~ず、初となる海洋散骨葬はハプニング続きで
今思えばなぜ?どうして?私共モコはこの聖域には
踏み込むな!!と言われている様な思いにもなった
と言うのが本音でもあります。

なぜ、そう感じたのかというと、当初私共に海洋散骨を
ご依頼いただいたご依頼者様がおりまして
青森県の沖合で散骨をご希望されたお客様がいました。

私共が契約していない海域の海だった為
船主がいなく急遽、協力業者様の伝で船をチャーターする事に
成功しました。

当日、悪天候に天候にみまわれ
この日は船長判断でキャンセルとなりました。

ご依頼者様も多忙な方でもあるせいか
今年は散骨するなと故人に言われている様な気がするので
とりあえず見送ると言う事になり初の海洋散骨は流れ
とても残念な思いでした。

そんなある日です。
私共で粉骨をさせて頂いたお客様より海洋散骨葬を
したいと言うご依頼が有りました。

今年は、毎週大きな天候の崩れがおきて
散骨希望日に確実に散骨できないと言う事が多いと
初となる方の事例をお話させて頂いての散骨計画を
たてさせていただきました。

ご依頼者様のご希望で別な海になった為
今度は大丈夫だろうと

この方の海洋散骨葬も第一希望日も大荒れの天気で
船長判断で出港できずに終わりました。

今回は、前回、体験した教訓を活かして
ご依頼者様は自宅で朝待機して頂きまして
私共が浜に行き船長さんと直接海の状況を
見極めて決断すると言う事に!!

これでご依頼者様も煩わしい手間を省く事に成功!!
次は、第2希望日は大丈夫か?と
不安になりましたが心配してもはじまらず

第2希望日2日前に船長さんに電話で確認すると
天気はまずまず大丈夫だろう出港できそうだと
言う判断だった為、ご依頼者様にその旨をご報告
致しました。

翌日です。
ご依頼者様が都合が悪くなったとご連絡が入り
第2希望日がキャンセルとなりました。

この日は、とても天気もよく穏やかな日だった為
あ~仕事とは言えついてないな~と少し落ち込みました。

さ~あ!!
まだ、第3希望日にかけて神頼み^^
今回も数日前から長期予報とにらめっこです^^

数日前から船長と打ち合わせ、電話でやり取りを
今回は台風も発生していないし低気圧も日本の
上空付近にも無くまずまず問題なく出港できそうだと
言う判断を船長からもらっていました。

散骨前日の午後です。
船長の携帯から電話が入りました。

電話の相手は船長ではなく、後から聞くと船長の
ご家族様からだったようです。

電話での内容は、電話が有った当日の朝に船長さんが
「ろれつ」が回らない事に気づいたご家族様が病院に
船長さんを連れて行った結果、もう、みなさん
お分かりですよね。

大病を患い入院されたと言う報告の電話でした。

もう、船に乗ることは無理なので明日の出港を
キャンセルしたいと言う内容の電話でした。

もう、目の前が一瞬真っ暗になりかけましたが
困難が立ちはだかると乗り越えようと言う強い
思いがはたらく私達ですので^^

すぐ、気持ちを切り替えて、こんな事も有るかも
知れないと言う事でもう一艘の船長に連絡をとりました。

が、何回かけても連絡が取れず・・・・・・・
電話連絡が取れないのは縁がないと気持ちを
切り替えてさ~あ!!どうこの危機を乗り越えるか?

とりあえず、協力をしてくれる船長を探し
片っ端から電話をかけまくりました。

最初は、かけてもかけても散骨!!?
うちはやらない!!

だめだ!!

そんなのやらない!!

などの強い口調の断りが続き
電話をかけ何十件後です!!

今迄、年配の船長に当たってまして断れ続けていまして
話も満足に聞いてもらえず受話器をガチャ切りされていました。

今回は、声からして若そうな船長さんらしく
話を全て聞いてくれました。

それで俺は何をすればいいの?

救われた思いがした瞬間でした!!

え!!
たったそれだけでいの?
それだけならいいよ!!
協力するよ!!と

捨てる神あれば拾う神ありとこの時ばかりはこの様な心境でした。

早速、急な話なのですが明日はと話を進めると
明日は予約いっぱいで船は開いてないと・・・・
仲間がいるから何人かにあたって見るから時間ちょうだいと
その場は、電話を切りました。

数時間後、船長から電話が入りどの船も予約が入っていて
明日は無理だ!!
明後日なら1艘空いてる船があるがと言う連絡でしたので
折り返しお電話すると言う事になり新たにご協力くれる
船長さんの電話を切った。

即、ご依頼者様に連絡を取りましたが、電話にでられず
事の経緯をメールにて説明をして連絡を待ちました。
この時点で午後18時を過ぎていました。

19時過ぎにご依頼者様よりご連絡が入り明後日は
仕事がありどうしても抜けられないと!!

あ~!!

今回も無理か~やっぱり私達が立ち入ってはいけない
領域なのか!!と一瞬思ったのも事実です。

そこで、また、都合の良い日を決め新しく協力してくれる
船長さんに連絡を入れ明後日は無理らしいと言う意向を伝え
第四希望日が決まったら連絡を入れます。

と、言う事で電話を切りました。

この後です!!

劇的な事が起きたのですよ^^

夜20時を過ぎた頃です。
新たに協力してくれる若い船長さんから電話が入り
明日、船を出しても良いと言う船長が見つかったけど
どうする?と言う電話でした。

私達は思わず歓喜の声を思わずあげてしまいました。
即、ご依頼者様に連絡を取ったら二つ返事で決まり
折り返し船長に依頼の電話を入れまして、無事に
昨日、モコ初となる海洋散骨葬を執り行いました。
と言う事です。

や~一昨日は、何回も地獄に突き落とされた思いでしたが
苦しい事を乗り越えた後の嬉しい事だった昨日1日でした。

 


私共よりご家族様達が一番ガッカリしたでしょうし
また、ホッと一安心したと思います。
 

散骨が終わり船は港に戻る時も
ズッ~と散骨した海の方を見て別れを
惜しまれていました。

色々な事がここ数日でおこりまして
人は何時どこでどうなるか本当に分からないと
いう事を実感した初のモコの海洋散骨葬でしたよ^^

湾内はね~波も穏やかで良かったですよ^^

さ~て、今日は地元のテレビ局の毎年恒例の祭りです。
私共の協力会社様も祭りの会場にブースを出していますので
お手伝いに行ってきたいと思っています。

毎年、顔出しては足手まといになっていますが
ま~あ、これも毎年恒例と言う事で^^

ただ、雨が強くてね~
果たしてでうなる事やらです。

それではみな様へ~ば~な~^^


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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