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2018.04.25余命宣告された母の家の家財整理
カテゴリ:遺品整理師
おはようございます。
今朝の青森市の朝の空模様は雨です。
今日は、1日中雨の予報です。
さて、昨日は某街の家財整理に行ってまいりました。
今回の作業は、遠方に住む息子さんが故郷に住む母の家の
家財の整理に一時帰省して実家を片付けたいと言うご要望を
頂きましてご依頼を受けさせて頂きました。
お見積り依頼を頂いた時、正直私はわざわざ仕事を
長期休みご自身の家族を遠方に残し奇特な方だな~と思いました。
お見積りをした時、お母さんのお部屋や片付けたい部屋などを
拝見させていただきましたが、そこまで散らかってる
お宅ではなかったです。
気持ち乱雑になり気味かな~と言う程度でしたが
ご依頼者様である息子さんにとってはもう考えられない位の
散らかりようだと言う事でした。
昨日はまずお母さんのお部屋からスタートです。
お母さんの部屋の家財を全て離れの部屋に運びだしました。
この離れの部屋と言うより家と言った方が正しいですね。
お母さんが定年退職をしてからの趣味で建てた離れの家
だと言います。
海外や県外からの学生さんをホームステをご趣味でされ沢山の
若者を受け入れてきたそうです。
今回は、お母さんの部屋の家財を一旦、今は使っていない
この離れの住宅に一旦入れて仕分けを息子さんが行い
必要な家財のみをお母さんの部屋に運び入れ綺麗な部屋に
住まわせたいと言うご要望です。
また、同居している妹さんの娘さんのお部屋も移動したい
と言うご依頼でしたので娘さんの部屋の家財をそっくり
お隣の部屋に移す作業をしてまいりました。
全家財を移し終え、息子さんがこんなに早く移動し終えるとは
思わなかった~と喜んでいましたよ^^
少し、息子さんと雑談する時間が有りお話したら
母が末期のがんと診断され余命1年と宣告された。
最後の時ぐらいは、綺麗な清潔な部屋でまだ動けるうちは
過ごしてほしい。
と言うのが息子さんの願いだったのでした。
それでもお母さんは、ご自身で車も運転して出かけたり
しているので、私の目には余命1年と宣告された方には
見えませんでしたよ。
この話を聞き、世の中には様々な人が住んでいるのだな~
色々な現場を熟すたびに色々な方の人生をのぞき込み
様々な人間模様を見させてもらっています。
今回の方の様に、最後くらいは綺麗な部屋でと
手をかけてくれる方がいたあと思えば、もう、関わり会いたくない
と言われ三下り半を突き付けられ離れ離れになる家族もいれば
疎遠状態が続きほとんど天涯孤独状態になる方や
人それぞれの人生ではありますが、何がよくて何が悪いのは
ご本人の心の中に答えがあると今は思っています。
さ~て、今日は雨降りの中、日曜日よりスタートした汚部屋の
家財の搬出作業がはじまります。
昨日の午後に汚部屋の燃えるごみの回収をお願いしたら
4tパッカー車1台でやっと入った量の可燃ごみでした。
まだ、現場には45ℓのごみ袋で50~60袋は残っています^^
2Fの部屋から搬出が終わったら1Fにある物置の中の物も
仕分けないといけません。
まだまだ、汚部屋清掃には終わりがありません(笑)
それではみな様、へ~ば~な~^^
あ!!
弘前の桜もこの雨で少し散りはじめましたよ。
今年は、ゴールデンウイークには葉桜のようです。
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