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2019.02.15青森市内における突然死の206例の事例

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます^^

今朝の青森市の朝の24時間の降雪量は2cmでした。

少し雪はおさまった様に感じます。
ホッと一安心ですね。

さて、昨日のブログにも書きましたが
一昨日の夜、青森在宅緩和ケア懇話会に参加させて頂きました。
在宅緩和ケア?
と、思う方もいるとは思いますが私共と在宅緩和ケアは
リンクしているのですよ^^

リンクされてない職種と言うのは無いのではないでしょうか(笑)
一見、関係ない職種に見える職業でも広い視覚で見ると
繋がっていると言う事がちょくちょくあるものです。

在宅支援の方達が独居の利用者様宅に訪問し突然死された
利用者様を発見されたと言う事例もちょくちょく聞きます。

なので、在宅支援と我々遺品整理士や特殊清掃士は
一見、関係の無い縁遠い職種に感じますが実は一本の
線となり繋がっているのです。

また、今回、青森在宅緩和ケア懇話会の講師を務めた
町田クリニック院長の町田先生ともリンクしているのですよ^^

え~っ、病院の医師と遺品整理士や特殊清掃士が繋がってるの?
と、またまたこれこそ畑違いの職種に見えますよね(笑)
町田先生は、警察医を長年されています。

自殺死や孤独死または他殺や自殺などの死因が不明の
死体が発見されると警察より依頼を受け検死される
警察医なのです。

ね。町田先生が検死され事件性が無いと判断し
警察の捜査でも怪しい所がなければ自然死となり
ご遺体があったお部屋は我々の様な職種の人が片付け
原状回復作業をする。
ほら、一本の線で繋がっているでしょ^^

なので、色んな職種が一本の線で繋がり社会が構成されている
と言う事です。

で、今回は町田先生が平成30年に検死された事例を聞く事が
できると伺いまして参加しました^^

 
去年一年間で約340体近い検死をおこなったのは
自身でも初めてだと伺いました。
異常死されたご遺体を検死した原因が下記の内容です。

1 心臓死(心筋梗塞・不整脈・心タンポナーデなど)
2 脳死 (脳出血・クモ膜下出血・硬膜下出血など)
3 感染症(敗血症・肺炎など)
4 糖尿病と多彩な合併症
5 栄養不良→多臓器不全
6 癌死 (悪液質)
7 誤嚥
8 自殺・他殺
9 その他の死

上記が町田先生が検死された原因の結果だそうそうですよ。
私はこの原因を見て、やっぱりか~と何となくなっとくした。
去年、孤独死現場に立つと腐敗した血液臭の現場が多いと
感じていた。

町田先生の検死結果は去年一年間だけの結果では無く
おそらくこれから何年もこの結果が続くのではないかと
予想される。

従って我々特殊清掃士は腐敗した血液臭やなどの
除去技術の向上が今以上に必要とされると感じた
研修会でした。

早速、メーカーに連絡を入れ消臭剤の改良を指示し
かなり腐敗した血液臭の消臭剤ができてはいるが
いずれこれも効かない現場も出てくるに違いないので
いまから改良版を作りおく必要があると思いました^^

いや~、先生の研修会に参加して本当に良かった~
勉強になった~^^

さ~あ」!!
町田先生が検死されたご遺体が有ったお宅の整理2日目です。
本日最終日真っ赤に燃えて頑張って来ます^^

ねばな~^^


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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