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2015.07.22汚部屋に住む人々!【私なりに分析してみた】 その2
カテゴリ:特殊清掃師
おはようございます。
本日の青森市内の朝はうすい雲が多いものの
朝日をあびています。
津軽の今日は最高気温33度の予報です。
熱中症対策を万全にして暑い今日を乗り切りましょう。
皆様のお住いの地域はいかがでしょうか?
さて、昨日から「汚部屋に住む人々」をブログにて
書いて見ました。
お蔭さまで少しは反響があるみたいです。
閲覧者の皆様のお住いの地域は、日本全国バラバラでしたが
検索結果の内容を見ると深刻な方も多いのかなと
改めて実感しましたので今回も続行する事に決めました。
皆さん、この「汚部屋」と聞くとどう思いますか?
① 汚い部屋
② 物が溢れ足の踏み場が無い部屋
③ ごみが散乱し悪臭する部屋
④ 害虫がもしかしたら大量発生
上記以外にも沢山想像されるかな?
私の汚部屋に対してのイメージは「死」なのです。
ちょとキツイですが、昨日のブログの最後にも書きましたが
最悪の場合には、「死」だけがあなたを待っています。
医学的に汚部屋=「死」=r立証されてはいませんが
私は高い確率ではないのかと思う共通点がいくつも現場にて
目の当たりにしています。
それが「汚部屋」から「ごみ屋敷」への格上げです。
この「汚部屋」からの格付けです。
では、上の写真をご覧ください。
手前に見えるのは段ボール箱の山です。
その奥に見えるのが大量の〇-ラのペットボトルです。
この部屋の住人は、最終的な死因は生活習慣病からの
合併症でお亡くなりになられています。
この部屋の住人ももとはただの「汚部屋」に
住む住人だったのです。
なぜ、それが分かるのか?と言うと次の写真をご覧ください。
ここは洗面所です。
洗面所の入り口からユニットバスを
写真で撮ったものです。
部屋には無造作に置かれ積まれたペットボトルでしたが
元々は、ゴミ袋にいれ捨てに行ってたのでしょうが
身体の異常から捨てに行けなくなり大量の空のペットボトルが
部屋中に溜まって行ったのだと思われます。
では、体の異常とは一体何だったのか?なぜ、体の異常と
断言できるのかと言うと、このユニットバス内の大量の
ペットボトルを出していたら床には腐敗している
頭皮と頭髪が大量に落ちていて、ゴミを部屋から全部撤去し
部屋フローリングのいたる所に皮膚の破片と血痕が
床にこびりついていました。
おそらくこの部屋の住人は、生きながらにして体が腐り
溶け落ちていたのではと、素人の私でも推測できます。
真冬の時期に暖房も無い部屋で死因は、
凍死で亡くなられ発見されているにもかかわらず
ご遺体の外側の腐敗が激しいと警察より
ご遺族が言われたと聞きます。
この様なケースがごみ屋敷清掃では沢山あります。
「汚部屋」とただ面白がってテレビでももてはやしていますが
私に言わせればテレビ局もこの人たちの早死の
手伝いをしているに過ぎないのです。
一部のタレントやお笑い芸人にクローズアップしていますが
売れている内はまだでしょうが、芸能界は流行り廃りが
早い業界ですので、売れなくなって仕事が無くなり収入が
減った時があの方達は、本当に怖い時間の始まりだと私は思います。
まだ、「汚部屋」でとどまっている方はこの機会に
お部屋を清潔に保つ習慣を付けて健康的な生活習慣を
身に付けて下さい。
私は沢山の不運な死の現場を見てきています。
科学的には証明できませんがまず、間違いなく
部屋の汚れ=ご自身の心の汚れ=ご自身の寿命は比例していると
考えています。