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2016.04.07増え続ける孤独死の原因とは その2

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

今朝の青森市内の朝は鉛色の
厚い雲に覆われています。
ここ青森は、午後から雨になり
週末にかけて天気が悪いみたいです。

昨日より始まった増え続ける孤独死の原因とは
シリーズも第2段に入りたいと思います。

さて、増え続ける孤独死の原因とはシリーズ
その1はお蔭さまで反響もよく色々な方に
閲覧して頂いています。
今日も少し突っ込んで書いて行きたいと
思います。

皆さんは、孤独死に対して危機感を感じますか?

ここ数年、私がブログで孤独死に関して
色々書いていると沢山の方から反響を
頂いています。

このブログを見るまで孤独死と言うのは
都会の話しで田舎街に住む私達には
あまり関係ないと思っていたなど
この様な感想を多くの方から頂きます。

最近、セミナー等で私は孤独死は
他人事ではないと話させていただいています。

今や孤独死に陥ってしまう方の条件などは無く
裕福な方であろうが家族と同居してようが
タイミングが悪ければ皆、孤独死に陥ってしまう
危険性があると思っています。

なぜ、そんな事が言えるのかと言うと
私共に平成27年度にご依頼頂いた
孤独死された身内の方より原状回復を依頼
頂いた中には、裕福な為、死後発見されるのが
遅れてしまったと言う事例が何件んもあったり
家族と同居されていたが、家族は旅行にいかれ
故人が留守番している時に、突然死にあわれ
帰宅した家族が変わり果てた故人を発見されたと
言う事例など家族と同居されていての孤独死など
の事例も依頼されているからです。

今や、ライフラインの料金も金融機関より
自動引き落としされる時代です。
国民年金や国民健康保険や生命保険などなど
今は最初に手続きさえしておけば自動引き落としです。

まとまった預貯金がありマンション生活を送り
地域住人や社会との交流が少ない(薄い)
人は世の中沢山います。
この様な方達もタイミングが合えば
当然孤独死予備軍に入ってしまいます。
ただこの様な方は、大多数の人達が
この様な立場にいるのではないでしょうか?

では、私達の住む青森県には単身世帯は
どの位いるのでしょうか?
孤独死=単身世帯ときめつけたくはないのですが
今、最も犠牲に合われている世帯なので
参考までに調べて見ました。

また、増え続ける孤独死の背景には切っても切れない
関係にあるのが単身世帯です。

世間一般的なイメージを見るとどうしても
独居高齢者と言うイメージが強くなりがちですが
高齢者の孤独死の発生率は高いと言う事も当然
否定は出来ませんが、それだけでは無いと言うのが
現状ではないと私は思っています。

では実際に青森県内の高齢単身世帯がどの位
あるのかを調べて見ました。

この資料は、平成22年度の国勢調査で
明らかになった数字です。
 

上のグラフで青のグラフが核家族世帯数です。
赤いグラフは、単身世帯数を表しています。
このグラフは、昭和55年から平成22年までで
核家族や単身世帯の増加を表しています。

ちなみに、昭和55年の核家族世帯数では
242,523件でした世帯数が
平成22年の国勢調査では、274,387件です。
この30年間に核家族世帯が31.864件の増加です。

また、単身世帯数では、昭和55年には68.543件
であった単身世帯数が平成22年の調査で明らかに
なった数字は、141.070件と72.527件も増加して
いると言うのが青森県の現状です。

この数字から見えてくることは一体
何なのでしょうか?

働き盛りの世代で職や持病の悪化が原因で職を
失い収入をなくし保護で生計を立てている人が増え
結果、単身世帯の増加も一つの原因の一つでは
ないかと私は考えています。

また、地元の街に職が無くはなれた街の
会社へ就職する為に移り住む若者の増加も
単身世帯の増加の原因の一つとも見えるのでは
無いでしょうか。

単身世帯が増え続ける事が悪いと言う事では
ありません。
誤解のないようにお願いします。

孤独死が増え続ける原因は何かと言う事を
私なりに整理をする為に書きました。

また、食生活にも問題が大きいと考えています。
単身世帯で毎食自炊と言う方もいるとは思いますが
141.070件の単身世帯のうち果たして何件の
お宅で自炊をして食事をとっているのでしょうか?

コンビニ弁当や出来合いの惣菜またインスタント
食品やファストフードなどで食事を済ましている
方も多いのではないでしょうか?

ごみ屋敷や孤独死されたお部屋の清掃に行くと
コンビニ弁当やインスタントラーメンなどの
空容器が散乱している部屋をよく見かけます。

食事が原因で体調を壊され突然死と言うケースも
ちょくちょく依頼された現場を見ると感じる時が
あります。

ここ数年、色々な孤独死された方の部屋や自殺された
方のお部屋を訪問すると感じる事は
何らかの理由があり働けなくなってしまった方の
最後と言うのはこの様になるのではないかと
思うようになって来ました。

やはり、人間は労働が大切だと思います。
働くからこそ明日があるのではないでしょうか?
年をとっても庭いじりや孫のせわ、町会のお手伝い
なんでもよいとおもいます。

会社勤めだけが働くと言う事ではなと思います。
日々、ご自身を必要とされる様に頑張りましょう^^
最後は少しお説教じみました。
すみませんでした^^

どんなお部屋も綺麗に片付けます。
孤独死や孤立死されたお部屋やごみが大量にあり
ごみに占拠されてしまったお部屋、悲しくも自殺を
されたお部屋のお掃除や片付け・多重飼育(犬、猫など)
でものすごく汚れてしまったお部屋などなど
お部屋の原状回復(片付け)には、ぜひ、私共
モコをご用命ください。
お見積り無料でお伺いいたしております。
0120-978-491までお電話ください。






 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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