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2016.04.09増え続ける孤独死の原因とは 最終回

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

今朝の青森市内の朝は、朝日をあびています。
今日は一日を通して天気が良いみたいです。

さて、このシリーズも本日で終了になります。
沢山の方々にブログにお越しいただき誠に
感謝しています。

今日まで私なりに色々な経験した事を元にしたり
県の調査資料や国勢調査資料と東京都監察医務院が
公表したデータを元に色々書かせていただきました。

おかげさまで頭の中が整理整頓され
悪い頭の血の巡りが良くなったような気がします^^

さて、最終回の今日は、青森県で果たしてこれから
どれ位の孤独死が発生してしまうのかという事が
最も心配される事ではないでしょうか

そこで私なりに色々な公表されたデータをもとに
シミュレーションをしたいと思います。

上のグラフをご覧ください。
このグラフは、東京都監察医務院が
公表したグラフの一部です。

東京都監察医務院とは

昭和23年3月に開院して以来、
死体解剖保存法第8条に基づいて東京都23区内で
発生したすべての不自然死(死因不明の急性死や事故死など)
について、死体の検案及び解剖を行いその死因を明らかに
する仕事をしています。
そしてそのことは死者の人権を擁護するとともに、
死因究明の過程で得られた貴重な情報は、医学教育、
臨床医学、予防医学などに還元され、
医学の進歩に大きく貢献しています。
平成25年の年間検案数は、13,593,体、解剖数は
2,338体で、一日平均の検案数は37.2体、
解剖数は6.4体となっています。
東京都監察医務院ホームページより抜粋

青森県に住んでいる私たちには
聞きなれないと思いますが日本最大の
解剖施設が東京都監察医務院なのです。

そこで私は、このグラフを膨大なデータの
中から探し出し平成22年度の国勢調査の
単身世帯の件数からこの先、何人の方たちが
孤独死に陥ってしまう危険性があるのかを
調べてみました。

増え続ける孤独死の原因とは その2で
使わせて頂いた核家族数及び単独世帯数の推移 の
グラフを元にシミュレーションをして見ました。

このシミュレーションは国勢調査の 単身世帯数
昭和55年の県内の単身世帯68.543件を
元にした件数と平成22年の調査の141.070件です。

この二つのグラフを元にそれぞれの
年代で孤独死発生件数の予測件数がわかります。
ただ、青森県の年代別単身世帯数が
ハッキリとした数字が探し出せなかったので
みなさんで想像しながら参考にして見てください。

ただ、これほどの単身世帯がありますが
施設入所者の単身世帯数も含まれています。
国勢調査では施設入所の一人世帯数が1.958件と
かなり少ない様な気がします。(平成22年度調べ)

国勢調査の提出されてい無い世帯もかなりあると
思われるの調整が必要だと思いますがそれにしても
この先が不安ですんね。

孤独死は他人ごとではないとつくづく実感します。
日頃、地域との関わりを大事にして、困った時は
お互いさま精神を地域に復活させて向こう三軒両隣の
さりげない見守り活動を広めていかないと
近い将来とんでもない事が起き続けるのだと
予測が出来ます。

4回にわたりお付き合い頂き有難うございました。
孤独死は今や都市部だけで起きる自然減少では
ありません。

人と人との関わりの薄さが引き起こす
孤独死は人間としての尊厳の問題だと感じています。
一人一人が地域や社会・親族や兄弟また
友人との疎遠関係を少しでも改善し
安心して暮らしなれた地域や自身の家で
暮らし続けれる環境を作るのは、第三者の力では
ありません。

当事者の一人一人の心がけが、疎遠から抜け出せ
孤独死と言う社会の闇から抜け出せるでは
無いでしょうか?
第三者は、抜け出す手助けにしかならないと
おもいます。

勇気を出して関係回復の行動をみんなで
おこしませんか?

孤独死や孤立死などや自殺死や殺人現場等で
お部屋の片付け(原状回復)のご用命は
ぜひ、私共モコにご指名ください。
お見積りはどこでも無料でお伺いしております。






 


 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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