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2016.07.31新たな特殊清掃現場はじまる。

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

昨夜は暑苦しく寝苦しい夜でしたね。
今朝の青森の朝は雲っています。
予想道り梅雨明け後から天気が悪いですね。

さて、昨日から8月です。
早いものでもう8月ですね。
青森県内各地では祭り一色です。
雪国のあっと言う間の夏ですが
天気がいまいちぱっとしません。

しかし月日が流れるのが早いですね。
これだもの年をとるのも早いわけですよね。

さて、昨日よりまた新たな孤独死の
原状回復作業が始まりました。

今回の故人様は60代の男性です。
心臓疾患が原因でお亡くなりになられていたところを
推定死後3週間で発見されました。

住宅は2kの賃貸住宅で、2fのお部屋です。

玄関のドアを開けるとすぐ台所があり
台所と居間に通じるところにガラスの引き戸があり
その敷居にまたがった状態で倒れていました。

おそらく心臓の血管が破裂してお亡くなりに
なられたのだと思うのですが床には大量の
血液が体内からにじみ出てきていました。

部屋中に血液の腐敗した独特の臭いが充満して
いました。

この現場から新しい消臭アイテムを導入してみた。
血液の腐敗臭に効果的だと言う事なので
試験的に使ってみました。

さすが、メーカーさんが自身を持ってすすめるだけあって
即効性は抜群でした。

現場の話に戻りますが、ご遺体が倒れていた場所が
非常に問題だったのですが
見積り時に心配していた事が的中!!

そうなのです。
敷居を跨いで倒れていた為に敷居とフローリングの床の
隙間から体液や血液が床下に流れ出ていたのです。

これは家財を撤去後に床板の一部と敷居を撤去して
分かりました。

床板を支えている根太木まで体液や血液まで染みていて
床下まで腐敗臭が充満していました。

ここの住宅は鉄筋コンクリート造りの為
1階の住宅の天井まで被害がなかったのが
不幸中の幸いです。

この根太木を洗剤で洗い今度は薬剤で洗いすすいでから
臭いが復活しない様に目止め剤を塗り昨日は作業終了しました。

さて、新しいアイテムの消臭効果は果たして持続しているのか?
この腐敗臭と言うのは消臭後は臭いが消えてもまた一晩で
復活する場合もあります。

特に床下のコンクリートに染みついたり根太(ネダ)に
染みつき構造上切って撤去出来る場所なら撤去するのですが
撤去出来ない根太木の場合には今回の様な処置しか出来ません。
この場合、腐敗臭が復活する恐れがあります。

さ~て、今回の現場はどんな感じなのか?
腐敗臭が復活しているのか?していないのか?
新しい消臭アイテムの即効性は確認できたが
継続性は今日でハッキリすると思うと
ワクワク、ドキドキです。

今まであまり信用してない消臭方法だった為
効果が見られなくてもそんなに落ち込む事はないのですが
血液臭の消臭に有効なアイテムが一つ増えると思っていた
と言う事は事実だったのでその点に関しては残念な気持ちにね。

ま~ぁ、今日現場に行けば根太の再度消臭のやり直しになるか
消臭の持続性もはっきりと分かります。

この消臭方法が成功するとおそらく今の所
東日本ではモコさんだけが導入する消臭方法です。

これはまた強い味方ができます。
この結果は後日ブログでご報告いたします。

さ~ぁ~て、今日もがんばりますか~^^


 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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