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2016.10.06今日から60代女性孤独死での特殊清掃 2日目

カテゴリ:特殊清掃師

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おはようございます。

今朝の青森の朝は雨は今の所止んでいます。
台風18号は温帯低気圧にかわりました。
被害の状況は分かりませんが我が家には問題が
なかったようです。
皆様のお住いの地域は被害はなかったでしょうか?
今年は天災が多く本当に他人ごとではないですね。
今回はよくても次は自分かもとつくづく思います。

さて、昨日は特殊清掃の初日でした。
現場の内容は、12畳ほどの広さのリビングダイニングで
故人様が倒れお亡くなりになられていたのが発見された
現場になります。

警察医によると死後推定2週間ちょっと経過していたと言います。
ここの建物は鉄筋コンクリートの建物の為、リビングダイニングで
倒れている為床板をはいでみないと何とも言えないのですが
もし、床板の隙間から床下の土間(コンクリート)へ体液や血液が
しみ込んでいたらやっかいな事になると見積りの時に思っていました。

朝から問題の倒れていた場所を綺麗に掃除をしておかないと
倒れていた場所を通り玄関に仕分けをした家財を運び出す為
まずは、家財を運び出す動線上の体液や血液を床からふき取る
作業からはじまりました。

推定死後2週間ちょっと経過していて警察も後もう少し
このまま見つからず放置されていたらご遺体がカラカラに
なっていたかもと言っていたらしくその通りリビングの
床にはもの凄く広い範囲で体液が流れ出た方が付いていました。
畳で言うと約5畳分ぐらいの広さに腐敗した体液と血液が
流れ出ていた形が残っていました。

その部分を全てふき取りその上を歩かないように保護してから
家財の仕分けを開始しました。
2LDKの住宅ですが8畳2間にリビングダイニングが12畳ほどの
広さがあり後トイレとお風呂場にベランダと言う間取りです。

リビングには大きな食器棚やテレビ台やハイザーなどの大型家具も
多く、タンスなどの家具もアパートにしては多いお宅でした。

何しろここの住宅は、1階が駐車場になっている為とても広い
住宅です。
階段もスクエアー式になっている為この階段を使用せず
非常階段を使用して家財を全て1階のガレージに置く事にしました。

作業も思いの他、進み具合も早く何と午前中には家財の半分まで
1階へ下ろす家財出し作業も終了しました。

最近は、涼しくなってきたせいもありみんな作業が心なしか
早くなった気がします。
お昼休みをはさみ午後から残りの家財出し作業をすすめ
全ての家財を出しをわり問題の床の作業に取り掛かりました。

腐敗した体液や血液を床からふき取り除菌・消臭をかけて
保護シートで保護をして数時間経過してシートをはがして見ましたが
血液や体液がしみ込んだ部分はやはり真っ黒に方が付き
鼻を近づけて臭いを嗅ぐとまだ腐敗臭がバリバリ臭い
経験上こうなってしまうと何かい消臭・除菌しても
床板はもう元に戻る事はない為、ダメージの大きな部分だけを
カットする事にしました。

床板をカットしてみて大正解でした。
体液が床板(フローリング)のつなぎ目から下へ染みこみ
根太やたる木にまで広範囲に染みこみ根太の下の
コンクリート土間にまでなん箇所も染みこんでいました。

あのまま床板のシミ取りが上手く行っていたら後から
大変になる所でした。

綺麗に掃除をして部屋中隅々まで除菌消臭しても
時間が経つと何処からかぷ~んと腐敗臭が臭うと言う
結果になる所でした。

床板を剥ぎ問題の土間を綺麗に掃除をして体液が流れて
しみ込んだか所を突き止めその場所に目止め剤を散布して
昨日は作業終了しました。

予定していた作業工程より大幅に作業が進み
今日の朝からは消臭する前の段階の清掃作業を朝から始められます。
時間をかけまたこの部屋に新しい住居者さんが入っても
ストレスを全く感じなく生活ができるまで原状を回復したいと
また、被害にあわれたオーナー様の為にも最高の原状回復作業を
残り2日間で仕上げたいと思います。

さ~て、そろそろ準備して出発しますよ~
また、明日ブログでお会いいたしましょう^^

 


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この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

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