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2018.05.06身内と離れて暮らす方へのサイン
カテゴリ:特殊清掃師
おはようございます。
ゴールデンウイークも最終日
皆さん有意義なお休みを過ごされましたか?
なかなか会えない友人や知人また親族やご両親など
懐かしい方達とお会いしましたか?
さて、今朝はなぜそんな事を書いたのかと言うと
先日、お見積り依頼を頂いたご依頼者様がぽつりと
一言言っていたのを思い出したからです。
家の母も一時、実家に尋ねられるのを拒んだ時期があった。
今思えばあの時から家の中がものすごい事になっていたんで
しょうね。
と、しみじみと話していました。
そう、今回お見積りをさせて頂いたお宅も足の踏み場も無い?
3Kの住宅なのですが、大人4人が立っているのが精一杯の
スペースしかないお宅で後は全てスーパーやコンビニの袋の中に
何が入っているのやら分からないと言った
ごみ屋敷住宅です。
今回、離れて暮らすご依頼者様が仕事を休み実家に来て
片づけようとこころみ清掃をしたのですが、お一人では
限界を感じ私共へSOSごご連絡をいただきまして
先日、お見積りへ行って参りました。
家の中がもうごみステーション状態で
ご本人も観念された様子で今回は、捨てる!!
私は、亡き親より物を大事にしなさいと言う
教えを守って生きてきてこの様な有様になった。
今回、子供に迷惑をかけてしまった(泣)
と、反省された様子でした。
見積り依頼をするまで親子で散々話し合いを重ねたのでしょうね。
妙に素直な感じでした^^
前にも書きましたが、自宅への訪問を拒否したり
玄関先で用を済ませ中へはいれてもらえないとか
訪問時にはあらかじめ連絡を入れてからでないと
会えない(自宅以外の場所)
等の行為が有る場合には、家の中がごみ屋敷化している
可能性が非常に高いと思った方が良いと思う。
第三者に見られたくないから訪問拒否をすると思うと
支援の方法を幅広く考える事ができます。
もし、住宅内がごみ屋敷化しているとこれから
暖かくなるとますます害虫が大発生します。
ハエやウジ、ごきぶりやネズミなどネズミ算式に増え
人がくさせる環境では無くなります。
こうなると精神も病み命の危険にさらされます。
こうなるまでも拒否し続けている場合には
もう、対象者の体調が弱るのを待つしかないと
思います。
さり気なく見守り、対象者が弱ったら即、治療
そして住宅内の改善と言う流れが一番スムーズに
事を運びやすいと今までの経験でこう思います。
その為にも、対象者へのさりげない見守りが必要です^^
ご自身の家族の生活だけでも精一杯だのも分かります。
でも、対象者さんの命を守るのも貴方でなきゃできない
ことなのです。
今、頑張らなくて何時、頑張るのですか?
他人だから言える叱咤激励になりますが
どうか頑張って支えてあげてください。
ブログをご覧のみな様も「他人ごと」ではないですよ~
以前もまさか自分の身内にこんな事が起きるなんて
と後悔された方を沢山お会いしています。
高齢化の今の時代、頼れる人も少なく
私たちの親の世代は、他人に迷惑をかけられない
物を大事にしなければならないと親から
私達の祖父祖母の代からきつく教えをうけ生きてきた
世代です。
苦しくてもSOSを発信する事はない世代です。
廻りの人が手を差し伸べる行為が必要です。
貴方の小さなお節介が大切な命を救うと思いますよ^^
さ~あ!!
今日も弘前の事務所の棚づくりに行って来ます。
8割方棚もできあがっていますので残りの2割
作って完成します^^
後に、明日の遺品整理の現場用の指定ごみ袋を
買に某町まで副社長とドライブしてきます^^
それではみな様良い休日を^^
へ~ば~な~^^
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