おはようございます＾＾

今朝の青森市の朝の空模様は快晴です。
今日も暑くなりそうですよ＾＾

さて、昨日で６０代独居男性宅の特殊清掃作業も
ほゞ終了致しました。

血液が腐敗しお部屋の至る所に染みついたあの
臭いも消臭完了＾＾
また、床に落ち染みついた血液も無事に
しみ抜き作業も上手く行きフローリングを切らずに
すみました。

今回の現場は、築年数がたっておりオーナー様が
全室すべてリフォームをしている最中におきた
不慮の事故でした。

専属のリフォーム業者さんが新聞が溜まってる事に
不審に思っていたのですが、盆中なので近くの
息子さんの所へ出も遊びに行ってるんだろうな～と
思ってた矢先に、プ～ンと臭いにおいが辺りにし始め
もしかしてとイヤな予感がしてオーナー様に報告し
オーナー様が不動産管理会社へ連絡、この時に
故人様を発見されたとリフォーム業者さんより
今回の事故の経緯を伺いました。

推定死後２週間と言う事でしたが
青森市でもちょうど暑くなって来た
８月初めの出来事だった為、ご遺体もかなり
腐敗が進んでいたのでしょう。

ベットで就寝中に持病の合併症の発作をおこし
大量の出血をしそのまま帰らぬ方となったと
現場を見てそう感じました。

ベットで亡くなられ時、８月の前半の丁度青森も
猛暑が続いた時期に亡くなられご遺体が放置された
結果、発見された時には、かなりの腐敗が進んでいた
のだと現場を見て想像がつきました。

発見された経緯は、丁度、このアパートは全室リフォーム中で
入居者が２名のみで後の全室はリフォーム業者が入り
水回りを始めてするリフォーム中でした。

リフォーム業者さんも新聞が溜まってる事に不審に
思ったのだが、故人様から生前に息子さんが近くに
住んでいると聞き、盆近くだから息子の所へ出も遊びに
行ってるんだろうな～と初めは思っていたそうです。

それから何日かするとアパートで異様な臭いがするように
なり慌ててオーナー様に連絡を入れ今回の事故が
発見されたそうですよ。

リフォーム業者さんが直接お話くだしました。

リフォームと言ってもほゞ、室内は新築です＾＾
オーナー様もアパートが古いので中だけでも新しくして
若い方を入居させたいと言う思いの工事の
矢先の不慮の事故だったそうです。

本当に気のどくですよね。
このアパートのオーナー様に為にも完ぺきな
原状回復作業をしてお返ししたいと思いました。

さて、下の写真が家財を全撤去した写真になりますが
刺激が強い方もいますので自己判断でご覧ください。
写真は加工していますが、はっきりと分かるので
【閲覧注意】
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やっぱり暑い時期にご遺体の発見が遅れたのが
お部屋へのダメージも強かったです。
臭いも家財を搬出した後でもマックスに近い
マスクをしていても隙間からかすかに臭いが入ると
くさって言うくらいに分かる強烈な悪臭でした。

血液が腐敗する独特の臭いです。

ここから、まずは塩素でフローリングを洗います。
塩素で除菌し作業員への感染を最小限に抑える働きと
塩素の臭いで一瞬ですが腐敗臭を和らげる目的で使います。

塩素では消臭は不可能、ましてやフローリングにしみついた
血液や体液をしみ抜きは不可能＾＾

そこで登場するのが、モコさんオリジナルのしみ抜き剤

 

このしみ抜き剤を刷毛にたっぷり塗り乾燥させます。
１回の刷毛塗でシミが消えたらラッキーですが
通常は、2～3回この作業を繰り返し行います。

それでも消えない時もある。
その際は、別な薬剤を同じように塗り繰り返し
作業を行います。

それでも消えない時は残念ですが、フローリングを
カットします。

この時の無念、負けた～　？何かの歌みたい（笑）
腐敗臭に負けた～♪

演歌じゃない（笑）

で、今回は見事にフローリングに染みついた腐敗臭と
シミが完ぺきに抜けました。



 

しみ抜き剤を刷毛で塗り乾燥後に
何回も水拭きした後の写真になります。

その後、フローリングをピッカピッカに磨き
仕上げをして終了です。

本来なら張り替えた方が良いのでしょうが
ご依頼者様のご負担を思えば・・・・・・
この様にして差し上げた方が良いと思い
フローリングのシミ抜きと腐敗臭の除去をしました。


さ～あ！！
今日はこの部屋のお部屋供養です。
故人様もこれで安心して天国へ引っ越ししてくれるかな？
それでは今日も真っ赤に燃えて＾＾

へばな～＾＾