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2019.10.01一日3現場は辛いですね~ 生前・遺品・特殊清掃編
カテゴリ:特殊清掃師
おはようございます^^
今朝の青森市の朝の空模様はまだ薄暗くて
分かりません^^
恐らく大きな天気の崩れはなさそうですよ。
さて、昨日の朝一番に生前整理の作業をしてまいりました。
体調が悪いにもかかわらず入院する直前にご自身で
今迄、住んでいた部屋の片づけを少しされて行かれたようです。
その写真が上の写真です。
彼女はどんな人生を送られてきたのでしょうね。
元々は私の住む街から車でおよそ20分位はなれた
小さな漁村で生まれ育ったようですよ。
彼女の身の上を良く知る方からうかがいました。
漁村に生まれ育った為、港に上がった新鮮な魚を街に
売り歩き生計を立てていたとも伺います。
結婚をして男の子を一人生まれ貧しいながらも
幸せに暮らしたとも伺いました。
一人息子がヤクザな道に進んだ時も彼女は一切止めることを
されなかったとも伺いました。
自分が信じた道ならとことんやりなさい!!
と言い送りだしたとも聞きます。
その一人息子も13年前に他界され今年、13回忌を行った
ともうかかいました。
彼女の中では、息子の13回忌まではと言う思いが強かった
ようです。
知人曰く、彼女が泣くなったら先に旅立たれた息子と
同じ合同墓へ入る事が念願の夢だったようです。
その様な彼女が長年住んだアパートの部屋をみんなで
片付け朝8時からスタートした作業も午前10時には
終了しました。
スタッフ1名を残して残りのスタッフ達は、津軽の豪邸の
最終日に向かいました。
5日間かけ仕分けた処分するごみを搬出し簡易清掃も
終わらせてごみを積むトラックの到着を待つばかりです^^
トラックが到着してみんなで仕分けたごみを積み込み
6日間の現場も全て終了した時です。
事務所から転送になったSOS電話が鳴り響きました。
電話を取り話を聞くと今月中旬から行う孤独死での特殊清掃
作業のご依頼者様からでした。
匂いがひどくアパートの住人から苦情が殺到していて
お隣の部屋の人は退去されたと、大家さんから一日も早く
何とかして欲しいと言うクレームが入ったので何とか
して欲しい~と言う悲痛な叫びでした。
急遽、2現場が同時に終わったので急いで独居男性の
孤独死されたお部屋へ全員でそれぞれの場所から急行しました。
ごみ屋敷状態の部屋の中で亡くなられ死後3週間前後で
発見されている。
しかも、ごみの上で亡くなっていた為、腐敗した血液やら
体液がごみに付着し臭いもさらにキツクなっている部屋です。
急いで残置物を袋詰めし亡くなられていた部屋の家財を
全て撤去し消臭剤を全室に噴霧して昨日は終了。
ほぼほゞ消臭はされていると思う。
本日は、マンションの一室のごみ部屋清掃が入っているので
昨日、消臭した現場は、現場責任者の藤森主任を一人で
作業を頼み、残りのスタッフ達はマンションの一室の
ごみ部屋清掃に向かいます。
や~あ~
昨日はグルグルめまいがするほど忙しかったですね~^^
それでも夕方の5時には3現場終了したのが幸いでした^^
さ~あ!!
本日も真っ赤に燃えてがんばってきますね^^
へばな~^^