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2019.12.03孤独死現場の捜索で腑に落ちない事
カテゴリ:特殊清掃師
おはようございます^^^
今朝の青森市の朝の積雪は0cmです。
雪が降るというより昨夜から
雨が降っていて風も強く吹いています。
さて、今朝のブログは予定を変更して昨日から
はじまった独居高齢女性が孤独死された賃貸住宅の
特殊清掃作業の事を書きたいと思います。
今朝のブログはタイムリーな話になりますが
ご依頼者様の姪っ子様に今回のご依頼を頂いた際に
故人様の持ち物でどうしても部屋の中のを探したのだが
見つからず捜索を依頼された物があります。
遺品整理業を行う者でしたら誰でも経験が有る事だと
思うのですが、今回は何ら難しくない捜索だと思っていた。
預金通帳と年金手帳や印鑑がご依頼者様が探しても
どうしても見つからないと言うことで今回、捜索依頼も
いただいた。
警察からも貴重品の保管の中にも通帳や印鑑それに年金手帳と
いった物は帰ってこなかったとの事でしたのできっと
部屋のどこかにあると思い慎重に袋の中やタオルに
くるまれているものなどを開けながらの捜索をしながらの
分別仕分け作業をしたのですが結局、通帳どころか印鑑すら
出てきませんでした。
年金手帳は別になくても基礎年金番号通知表を見れば
記載されているので別段年金手帳が見つからないくらいは
なんら問題はなし難しくはないのですが、
今回の故人様は投資信託やいくらかの預金があるのではないか?
と部屋を捜索してそう思った。
古い通帳は出てきたが新しい通帳は出てこず
銀行のキャッシュカードは警察が保管していたというが
通帳と印鑑がないと言うのが私には腑に落ちない。
一番新しい通帳でも平成27年と書かれている
通帳1枚(某銀行)だけで後の2行の通帳は見当たらない。
ん~なんなんだろうか?
故人様は本当に病死なのだろうか?
検案書を書いた医師は私はお会いしたことは無いが
今までも何回もこの医師が検死された現場を何件も
いや、なん十件も原状回復をしているのですが
こんな腑に落ちないことは今まで1度もなかった。
死体検案書には間違いなく病死と書かれていたと
姪っ子様に確認済みではあるのですが・・・・
病死で亡くなったあと誰かが部屋に侵入して通帳と印鑑を
持ち去ったのか?
ありえないことではないと思う。
故人をよく知る方であれば預金は持っているや
現役時代は羽振りがよく年金と預金で余生を送っている
と、言うことぐらい身近な人であれば知っているに違いない
また、部屋に遊びに来る方であれば預金通帳を入れ
持ち歩く鞄を目にする事もありうだろうしね。
いずれにしても通帳の残高照会をすれば分かる事なのだがね。
本当に見つからないと言うことが不思議です。
財産の無い方なら別段何とも思わないのだが
多少なりともの財産がある今回の異常死の為なおさら
不審に思う。
腑に落ちない事はもう一つあるのだ。
それは、本当に故人様はこの部屋に住んでいたのか?
この部屋を訪れた時は何とも思わなかったのだが
綿誇りがすごく人が住んでいたのなら人の手の後
が残ったりするものではないか?
また、スタッフの一人が生活感の無い部屋なんですよね~
と、私にボソッと言ったのがきっかけでした。
冷蔵庫の中には食品も入っているしシンクには食事を
したと思われる汚れた食器が山のように積まれていて
生活感があるように思うのだが・・・・
果たして故人様は本当にこの部屋で暮らしていたのか?
もしかするともう一部屋あるのではないか?
という疑問も今回の片づけ作業で感じた。
この感じたことは全てご依頼者様の代理の姪っ子様には
伝えています。
これはあくまで私個人の推測にすぎませんがね^^
ただ、警察から貴重品として保管され帰ってきた物の中に
部屋の鍵がなんと3個一つは事件現場となった部屋の鍵
それともう一つは新しいカギが2個この2個の鍵がなんの鍵なのかが
不明です。
もし、もう一つ部屋を賃貸しているとすればその部屋に
重要な書類等が保管されている可能性もある。
どちらにせよ昨日で口座を止められたので万が一もう一部屋を
賃貸していたら何らかの方法で身内に連絡がいくのではないかと
思う。
そうなれば真相は明らかになるのではないか?
今は、銀行の事を早く終わらせねばとアドバイスを昨日しました。
さ~あ!!
本日は最終日です。
気合い入れ頑張ってきます^^
へばな~^^