トータルプロデュース モコ 遺品整理と特殊清掃 トータルプロデュース モコ 
0120-978-491

トータルプロデュース モコ ブログ

2020.01.08特殊清掃とは・・・・

カテゴリ:遺品整理師が伝えるコラム

0


今回の特殊清掃士が伝えるコラムは
特殊清掃とはを書いてみたいと思います。

ただ、誤解しないでいただきたいのは私が考える
また、私が理想とする特殊清掃とはという事ですので
他社様をはじめ多くの特殊清掃業者様の誹謗中傷では
ありません。

あくまでも私がもし特殊清掃を依頼したとしたら
この様な業者さんに頼みたいと言う思いから
私が特殊清掃業を生業としていますので私が依頼したいと
思う特殊清掃業者の理想?

ん~ピッタリの言葉が今は見つかりませんが
私どもトータルプロデュース モコが目指してる
特殊清掃をご紹介したいと思います。

前置きが少し長くなりましたが(笑)

私が考えるというより私どもトータルプロデュース モコが
請け負う多くの特殊清掃の多くが我々が作業に入り終わると
その日からその部屋でストレスを感じることなく住める
部屋に戻すというのが我々モコのコンセプトなのです。

私たちの作業が終ると、という事は我々の特殊清掃業以外には
リフォームなどの作業せずという事です。
ここが重要だと考えています。

では、現場(孤独死された部屋やごみ屋敷など)に入り終わると
とありますが、作業は早ければ1日~5日程度ですが
賃貸アパートなら1~3日あれば我々モコの特殊清掃でしたら
いくら悲惨な状況のお部屋でも1~3日あれば新たな入居者さんを
入居させ住まわせる事ができるという事が本来の特殊清掃では
ないかと我々モコは考えています。

では、実際の孤独死現場となった部屋を見てみます。

例えば、この現場の場合ですと、
令和元年9月中旬に持病の発作で倒れ
発見されたのが12月の中旬です。

まだ、暑いさなかにご遺体が推定3ケ月間写真の場所に
放置されていてフローリングや敷居に腐敗した体液が染みこみ
写真のように悲惨な状態になってしまっています。

この住宅自体がオール電化住宅で気密性も優れ使われている
建材の多くが防水加工されてる新建材が使われているため
腐敗した体液は床下には漏れ出すことは無く横に広がり
玄関土間タイルをはじめバリアフリー住宅の為
お隣の20畳のリビングまで腐敗した体液が滲み全ての
1階フロアー部分が腐敗液に汚染されてしまいました。

またご遺体が数か月間放置されていたのですから当然
住宅内には大量の害虫も大発生していましたし
警察が住宅内を捜査するわけですので被害の無い
2階部分にも警察官の足の裏に付着した腐敗した体液などが
2階部分のフロアーにも付着して結果的には4LDKの住宅内
すべてが汚染されてしまっていました。

また、害虫が大発生したため住宅内の壁紙全てに
腐敗液が染みつき住宅内全てに害虫の糞の跡と
腐敗臭が染みついてしまっていました。

多くの特殊清掃業者さんですと腐敗液が染みこんだ
フローリングや敷居のシミを染み抜きして
臭いを取り、元のフローリングと同じように
原状回復することが困難な為、ご依頼者様に
確認をとり
電動丸のこなどを使いシミの部分を
少し多めに切り取る。

これが現在の特殊清掃業者の多くがこの様な方法で
作業を進めています。
染みついた部分を染み抜きする技術がないのでしょうがない
のですが果たしてこれで本当にご依頼者様にとって
ベストな方法なのでしょうか?

私は2007年よりこの業界に携わり多くの孤独死やごみ屋敷の
施工事例を持っていますが初めからこの様な技術を持って
この業界に入った訳ではありません。

この数十年、どうしたら私が施工した現場で臭いが取れないからや
床材などの木材に染みついたシミが取れないからと言って床の張替えや
クロスの張替えと言ったリフォームをしなくても済む
原状回復作業ができるのだろうか?
と言う課題に取り組んでまいりました。

木材などに染みついた腐敗液を除去しなければ当然
表面をいくらきれいに清掃しても臭いが復活します。

当然、丸ノコを使い床をカットしないと臭いが取れない
という結論に達するのも無理はありませんし、
私の現場でもこの様なケースも正直言って当然あります。

ここで何を言いたいのかと言うと丸ノコを使い切り取らなければ
ならない様な手遅れになった現場ではなく

丸ノコで床や敷居を切らなくても臭いが取れないから
と言ってフローリングの床材や敷居さらに壁紙のクロスを
剥がさなくてもクロスに腐敗臭が染みついても消臭できれば
わざわざ壁紙のクロスを剥がさなくても済む。

我々特殊清掃業者が作業を終えたあとにまたリフォーム業者を入れ
高い費用をかけてリフォームをして原状回復をしなくて済めば
これほどご依頼者様にとって負担の少ない原状回復は無いと私は思う。

このコラムを読まれた特殊清掃業者様には
是非、ご自身が現在行っている原状回復作業をもう一度
思いおこしてほしいと思います。

床に腐敗した体液や腐敗した血液の黒いシミが付いた
床でしたら皆さんでしたらどう原状回復しますか?

ここで私とメーカーさんが開発した消臭剤と専用の
洗浄材を使いまずは腐敗した体液や血液を洗浄します。
この時に市販されているような洗剤を使い洗浄すると
染みついた腐敗臭が後々取れなくなるので要注意です。




 

実際にこの様に腐敗した血液の中には脂肪分が
大量に有る為、念入りに専用の洗浄剤にて木材の(敷居)
木の目に染みこんだ腐敗した脂肪分を分解して取らないと
後から脂肪が溶け滲み出てくるのです。

松等の木材の松脂の様な感じと言えば分かってもらえるかな?

なので通常の市販されているような洗剤ですと木目の
中にまで入り込んだ脂肪分を分解するのは不可能という事と
市販された洗剤成分ですと腐敗した成分と洗剤が化学反応を
引き起こし逆に臭いが頑固になるというケースも良くあるのです。

染み抜きをすると一言に簡単に言うのですが
染み抜き工程の前段階が非常に重要な工程なのです。

 

木材に染みついた腐敗液や血液それに脂肪分を
丁寧に洗浄分解した後の敷居の状態です。

ここまでの工程腕は、まだ敷居に染みついた黒い
シミははっきりと残っていますしまだ腐敗臭がしています。

 

私どもが開発した消臭剤をこの様なケースの場合には
刷毛で木材にたっぷりと塗り放置します。

これを朝一番に作業をしたとしたらお昼っまで
放置して午後に沁みの抜け具合を見て抜け具合が
足りないようならまた、刷毛に消臭剤をたっぷりと付け
木材に塗り一晩放置をする。
たったこれだけです。

 

一晩放置後の写真です。

これでほゞほゞ染み抜き完了ですが
ここで分解しきれていない脂肪分がないかを
チェックします。

 

木材に脂肪分が残ってるか残ってないかの
チェックの薬剤を塗り乾かします。

この時にプツプツと濡れるあとが付くと
そこにはまだ、分解されていない脂肪分があるという事なので
再度、専用の洗浄剤で洗浄し乾かしまた木材に残ってる
脂肪は無いかをチェックする薬剤を塗り確認し
脂肪がすべて分解されていればOK

濡れた雑巾で薬剤を拭き取れば終了となります。

 

この様に真っ黒なシミが付いていた敷居ですが
シミは抜け腐敗臭も消臭されました。

残念ながら畳はどうしようもできないので今回は
廃棄となりました。

住宅内のフロアー全てに私どもが開発した消臭剤を
機械で噴霧するか刷毛で塗るという作業で住宅内
すべてに染みこんだ腐敗臭を消臭除菌してしまいます。

この様に簡単な施工で誰にでもできる工事でしかも
時間をかけず(施工に時間をとられず)にシミが抜け
しかも高価なリフォーム費用をかけずに原状回復が
できるのでしたらご依頼者様も負担が少ないと思う。

また、石膏ボードに染みついた腐敗液も刷毛で
私どもの消臭剤を塗るだけで消臭されます。
これは画期的だと私は思う。


 

上の写真が実際の現場の写真です。

床に倒れたご遺体からにじみ出た体液が
壁の石膏ボードに染みこみ上に上にと染みこんで
被害を拡大させている。

この様な場合でもクロスの上からたっぷり染みこませた
消臭剤を刷毛で塗り数回同じ作業を行い臭いがどうしても
消臭されない場合にのみ一部分のクロスを剥し
石膏ボードに直に消臭剤を刷毛で塗る。

少し放置すれば臭いも消臭されていると言事になるのです。

これだけは信じられないという方が多いのですが
使っていただけないと分からない商品です^^

今年の春から製造元メーカーさんとタイアップして
清掃技術と消臭技術を合わせ消臭剤を販売
したいと思っています。

興味のある業者さんはご連絡ください。

目から鱗が落ちる瞬間が分かります!!

トータルプロデュース モコ 担当花輪まで。


 


青森県 ブログランキングへ


秋田県 ブログランキングへ


汚部屋・ごみ屋敷 ブログランキングへ

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 青森(市)情報へ
にほんブログ村

コメント


お名前
パスワード
コメント
認証コード

※画像の中の数字を半角で入力してください
この記事の担当:花輪 隆俊

戦う特殊清掃士達のブログへようこそ!!
トータルプロデュース モコは青森県、岩手県、秋田県をはじめとする
東北6県において特殊清掃や遺品整理をおこなっています。
故人様やご依頼者様の心情を考えあえて悲惨な現場写真などは
ひかえつつ現代社会の闇と戦う特殊清掃士達の日々の業務を
ご紹介しています。
東北地方でも私共独自の消臭技術で孤独死などで住宅に染みついた
悪臭を完全消臭する技術で東北各地からご依頼を頂いています。
プライバシーを配慮し(故人様)日々の活動をブログで配信しています。
また、お困り事はお気軽にご相談ください。

カテゴリ

バックナンバー

ページのトップへ戻る
お問い合わせ